レースエンジニアとF1モナコGPのピットレーンを歩くレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレス、2021年5月23日
Courtesy Of Red Bull Content Pool

セルジオ・ペレス、過去2度の表彰台を誇るバクーへ「レースペースはトップレベル、後は予選」

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レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスが、2021年F1第6戦アゼルバイジャンGPに先立ってモンテカルロでの週末を振り返りつつ、今週末に向けての抱負を語った。

バクー市街地コースは僚友マックス・フェルスタッペンが一度も表彰台に上がった事のないサーキットだが、ペレスはフォース・インディア時代の2016年と2018年に3位を手にしている。

セルジオ・ペレスアゼルバイジャンGPに向けて

モナコGPを振り返って

土曜日の予選が悪かっただけに、最終的には良い結果が得られて良かったよ。

精神的にはかなりタフだった。毎度のことだけど、モナコでは壁に当てないギリギリのところまでマシンをプッシュしなきゃならないからね。特に重要なのは、どのタイミングでプッシュし、どのタイミングでプッシュしないかを見極める事で、それが鍵なんだ。

レースの結果はチームにとって大きな励みになるものだったし、今後もこれを維持していきたいと思っているけど5戦を消化したに過ぎず、この先にまだ長い道のりが待っている事を肝に銘じる必要がある。

バクーでレッドブル・ホンダの強みは発揮できる?

バクーは凄く楽しみだよ。レースペースはトップレベルにある事を証明できているから、後は予選で力強い結果を出していきたいところだね。

選手権首位はプレッシャー?それとも自信になる?

何も変わらない。僕らは現実的であり続けなきゃならない。まだ第5戦が終わったばかりなんだから。

今の状況は重要じゃない。シーズン最終戦のアブダビの後にどの位置につけるかが重要なんだ。集中力を切らさず、過去数ヶ月と同じ様に懸命に働き続ける必要がある。


アゼルバイジャンGPの舞台となるのは1周6003m、全20コーナーを有するバクー市街地コース。これまでに記録された最高速が370kmを超えるなど、世界最速のストリートサーキットとして知られる。

ドライコンディションとなった2019年の前回大会では、バクーを特異とするバルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウインを果たして僚友ルイス・ハミルトンを2位に抑えた。3位はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)という結果だった。

F1アゼルバイジャンGPは、日本時間6月4日(金)17時30分からのフリー走行1で幕を開ける。

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