セルジオ・ペレス、改善の鍵は「パーツ選定」フェルスタッペンと異なるセットアップを使用
レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは12月10日(金)のF1第22戦アブダビGP初日を終えて、チームメイトのマックス・フェルスタッペンと作業を分担し「全く違うセットアップ」を使っていたと明かした。
ペレスは日中のFP1で24周を重ねて1分25秒363の4番手タイムを刻むと、日没後のFP2では26周を走り込んで1分24秒400の5番手を記録した。同じRB16Bを駆るフェルスタッペンとのギャップは1000分の68秒だった。
現場チームが寝床についてもレッドブル・ホンダが休む事はない。限られた時間を1秒でも有効に活用するため、英国ミルトンキーンズのファクトリーではシミュレーターによる作業を通して改善に向けた取り組みが徹夜で続けられる。
全く違うセットアップを試した
セルジオ・ペレスFP2: 5位, FP1: 4位
レイアウト改修によって昨年と比べてどれだけコースが改善されたのかは良く分からない。確かに走っていて良い感じだけど、レースという点で本当に改善されたのかどうかについて、僕としてはまだ疑問を感じている。
今日は2台で全く違うセットアップを使ったんだけど、明日に向けて改善していかなきゃならない部分があるから、集めた大量のデータを詳細に分析して、予選に向けてベストなパーツを選んでいく必要がある。
明日のFP3でも教訓が得られるだろうし、予選を有利に進めていければって思ってる。
初日をトップで締め括ったのはルイス・ハミルトン(メルセデス)。2番手エステバン・オコン(アルピーヌ)を0.343秒差で退けた。3番手にはメルセデス最後のレースを迎えるバルテリ・ボッタスが続く結果となった。
F1アブダビグランプリ3回目のフリー走行は日本時間12月11日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってヤス・マリーナ・サーキットで開催される。