レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンの横顔とメルセデスAMGのルイス・ハミルトンの背中、シルバーストーン・サーキットにて
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フェルスタッペン「数えなきゃならない”羊の数”が減ることを願うよ(笑」F1-70周年記念GP《preview》2020

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レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、2020年FIA-F1世界選手権第5戦 70周年記念GPに先立って抱負を語った。

同じシルバーストン・サーキットで行われた先週末のレースでは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がパンクに見舞われた事で2位表彰台を獲得。チャンピオンシップポイントを計52点として、ラインキング2位のボッタスに対して6ポイント差に迫った。

マックス・フェルスタッペン70周年記念GPに向けて

予選でメルセデスと大差がついたにも関わらず、イギリスGPで3戦連続の表彰台に上がりました。満足?

そうだね、最大限の結果を得られたからね。それに過去2戦で2位を獲得しているから尚更だ。

シルバーストンみたいな(高速)サーキットでも、メルセデスにはまだ遠く及んでいない。特に予選はね。優勝を懸けて争えるような状況になっていないけど、プレッシャーを与え続けられるように努力している。

表彰台に上ることができたのは良かったけど、今回も何が起こるかは分からない。今週末は供給されるタイヤのコンパウンドが1段柔らかくなるし、気温も上がるみたいだから戦略も変わってくると思う。楽しみだね。

既にシルバーストンでの1週間を終えているから、誰もが、コース上でライバルが何をしているのかを知っている。今週末はマシンへの理解を更に深めて、より改善できればと思っている。

RB16は問題を抱えています。同一コースでの2連戦は有益だと思う?

良いことだと思う。次から次へとクルマに変更を施してその状態を確認できるからね。もちろん、コンディションが異なる可能性があるからその点には多少注意が必要だけど、全体的には良いことだと思うし、エンジニアはこうした類のデータを収集したがっていると思う。

前戦とはコンパウンドが異なります。2ストップ作戦になるかも。孤独ではないレースを期待している?

そうだね(笑)。今週末は数えなきゃならない羊の数が減ることを願うよ!(イギリスGPでは暇すぎて、レース中にひたすら羊の数を数えていた)

ランキングでボッタスに対して僅か6ポイント差に迫っています

バルテリがパンクに見舞われてポイント圏外に落ちたのは僕にとってラッキーだったけど、僕としては自分がやるべき事を続けているだけさ。今シーズンの残りのレースでも、プレッシャーを与えられる事を願っている。

僕らは、現時点での自分たちのペースを現実的に見つめなきゃならない。通常の状況においては、彼らと優勝争いをしてチャンピオンシップを競うのは難しい。ギャップを縮めるためにプッシュし続け、楽なレースをさせないように頑張りたい。


70周年記念GPの戦いの舞台となるのは、前戦イギリスGPと同じシルバーストン・サーキット。1周5,891mのコースで行われた先週末のレースではルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が優勝を飾り、2位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3位にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続く結果となった。

F1-70周年記念GPは、日本時間8月7日(金)19時からのフリー走行1で幕を開ける。