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トロロッソF1、次戦メキシコGPはガスリーとハートレー体制で挑むことを発表。来季ホンダはハートレー?
10月24日(火)、スクーデリア・トロ・ロッソは第18戦F1メキシコGPのドライバーラインナップを発表した。エルマノス・ロドリゲス・サーキットを戦うのはスーパーフォーミュラ最終鈴鹿で不戦敗を喫したピエール・ガスリーと、前戦アメリカGPでF1デビューを果たしたブレンドン・ハートレーのコンビとなる。
オースティンで10位入賞を果たしたダニール・クビアトの名前は発表されなかった。3戦ぶりにF1に復帰したクビアトは、アメリカGPで13位フィニッシュのハートレーを破りチームに貴重な選手権ポイントを持ち帰った。レースを終えたクビアトは「今シーズンのベスト」と自身の走りを評価していた。
ガスリーのメキシコ参戦は予想されていたものの、ハートレーに関してはCOTA一回限りの出走になると考えられていた。ハートレーは2018年の”トロロッソ・ホンダ”の正規ドライバー候補に名乗りを上げた形だが、チームはメキシコ以降のラインナップについては言及しておらず、ブラジルまたは最終アブダビでクビアトがカムバックする可能性もある。
マクラーレンと袂を分かつホンダF1は、来年以降トロ・ロッソにパワーユニット一式を供給する。プロジェクトを率いる長谷川祐介総責任者は、契約条項にドライバーラインナップの指名権は含まれていない事を明らかにしており、来季ドライバーの決定はトロ・ロッソが下すものと見込まれている。