
アロンソ、タイトル決戦を高みの見物?「アブダビは本当に観やすいんだよ!」決勝での“観戦計画”を明かす
2025年F1最終戦アブダビGPの予選で6番グリッドを確保したフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)は、自身のレースそっちのけで、前方で繰り広げられるタイトル決戦を“観戦”するつもりのようだ。
アロンソの前方には、ランキング2位のマックス・フェルスタッペン、首位のランド・ノリス、3位のオスカー・ピアストリという3名のタイトル候補が並ぶ。アロンソは、この歴史的な天王山をコクピットから楽しむ計画を冗談めかして語った。
ヤス・マリーナは「観戦し放題」
アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』によると、レースを見るつもりか?と問われたアロンソは、アブダビのコースに設置されたスクリーンの充実ぶりを絶賛した。
「もちろん観るよ。ここは本当に観戦しやすいサーキットだからね!」
「ターン3には視界のど真ん中にスクリーンがあるし、ターン5のイン側にもある。ターン7はアウト側、ターン9には入口と出口の両方にある。スクリーンだらけなんだ。明日はきっと素晴らしいショーになるよ」
“ブロック戦術”の噂にはニヤリ
パドックでは、フェルスタッペンがポールからレースをコントロールし、意図的にペースを落としてマクラーレン勢をアロンソら後続の“餌食”にするのではないか──そんな憶測も囁かれている。
もしそうなればアロンソにも表彰台争いのチャンスが巡る可能性があるが、本人はタイトル争いには関与したくない考えだ。
「できる限り彼らの争いからは距離を置きたいところだね。ポイントは欲しいから、離れすぎるのも困るけど、(タイトル争いに影響を与えて)月曜のニュースになるなんてトラブルは御免だよ!」
この“妨害シナリオ”が現実的かどうかと質問されると、アロンソは眉を上下に動かしつつ、笑いながらこう答えたという。
「そんなこと考えたこともなかったよ! どうなるか分からないけど…面白いね、今夜考えるネタができたよ」
「もっとも、彼がペースを落としたとしても、僕らが追いつけない可能性もある。かなり落としてくれないとね」
現実的なターゲットは選手権7位死守
アロンソとアストンマーチンには独自の戦いがある。コンストラクターズ選手権で現在7位の彼らは、6位のレーシング・ブルズを12ポイント差で追う一方、8位ハースからは7ポイント差、9ザウバーからは12ポイント差で迫られている。
「僕らは自分たちのレースに集中するよ。もし状況次第で戦略の幅が広がるなら、別の選択肢を取るかもしれない。今はハースやザウバーとの争いの真っ只中にいるわけで、それ以外に優先すべきことはない」
タイトル争いの喧騒を横目に、百戦錬磨のベテランは冷静に、そして少しの遊び心を交えて最終戦のグリッドに着く。
2025年F1アブダビGP予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得。2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続く結果となった。
決勝レースは日本時間12月7日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周5281mのヤス・マリーナ・サーキットを58周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。