ウィリアムズ・アカデミーのFIA-F3選手権ドライバー、ルーク・ブラウニング、2024年2月5日(月)
Courtesy Of Williams

注目株ルーク・ブラウニング、アブダビGPで公式F1セッション初走行へ…閉幕後テストも担当

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ウィリアムズの若手育成ドライバーであるルーク・ブラウニングが、2024年のF1アブダビGPのフリー走行1回目(FP1)および、シーズン終了後に実施される若手ドライバーテストに参加することが発表された。

F1競技規定により各チームは、シーズン中に最低2回、グランプリ参戦経験が2戦以下のルーキーをFP1で起用しなければならない。また、シーズン終了後にアブダビで行われるテストでも、2台のうち1台を同じ条件のルーキーに割り当てることが義務付けられている。

22歳のイギリス人ドライバーは、2024年のFIA-F3選手権で大きな成功を収めた。オーストリアとイギリスではポールポジションを獲得し、バーレーンとオーストリアのフィーチャーレースでは勝利を挙げるなど、シーズンを通じて安定したパフォーマンスを発揮し、最終モンツァまで接戦を繰り広げ、最終的にランキング3位でシーズンを終えた。

その後、資金面で問題を抱えたザック・オサリバンに代わってARTグランプリからFIA-F2選手権の残り3ラウンドに参戦することが決まり、デビュー戦となったバクーのフィーチャーレースでいきなりポイントを獲得するなど、順調な滑り出しを見せた。

初の公式セッション参加についてブラウニングは、「若手ドライバーテストだけでなくFP1にも参加できるなんて、本当に特別で光栄だ。このチャンスを最大限に活かせるよう、全力で準備を進めるつもりだ」と意気込みを語った。

スポーティングディレクターのスヴェン・スミーツは、ブラウニングの今季の活躍について「印象的なF3シーズンを過ごし、F2への移行も見事だった。デビュー戦のバクーで早速ポイントを獲得するなど、素晴らしい走りを見せた。彼の成長速度や成熟度、レースクラフトには目を見張るものがある」と高く評価し、FP1および若手ドライバーテストでのさらなる活躍に期待を寄せた。

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