2024年F1カナダGP《予選》ハイライト動画:1000分の1秒まで同タイムのポール争い!角田裕毅は4戦連続のQ3進出
2024年FIA-F1世界選手権第9戦カナダGP予選がジル・ビルヌーブ・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)と1000分の1秒まで同タイムの1分12秒000を刻んだジョージ・ラッセル(メルセデス)がキャリア2度目のポールポジションを獲得した。角田裕毅(RB)は8番手をマーク。4戦連続のQ3進出を果たした。
予選:ハイライト動画
悪天候が懸念されたが、Q2で一時、小雨が降ったものの、Q3では日が差し始め、最後まで雨用タイヤの出番はなかった。
2026年までの契約延長が発表されてから初めて臨んだ予選でセルジオ・ペレス(レッドブル)は16番手に留まり、2戦連続となるQ1敗退を喫した。
フェラーリ勢は最終計測で中古タイヤを選択。シャルル・ルクレールは1000分の32秒、サインツは1000分の69秒及ばず、各々11番手と12番手でまさかのQ2敗退を喫した。
予選開始直前にRBからの2025年F1参戦が発表された角田裕毅は、地元出身のランス・ストロール(アストンマーチン)を抑えて8番手をマークした。一方で来季契約が未定のダニエル・リカルドは、フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)を抑えて5番手を記録。角田裕毅に0.236秒差をつけた。予選でチームメイトを上回ったのは中国に続いて今季2度目。
FP3:ハイライト動画
開始早々、周冠宇(ザウバー)がターン1の出口でスピンを喫し、ターン2のバリアに衝突。6分近くに渡って赤旗中断となった。
アレックス・アルボン(ウィリアムズ)は最終盤のフライング・ラップで悪名高きチャンピオンズ・ウォールに衝突。こちらは辛うじてピットに戻ったが、クルマの損傷により残り10分近くを失った。
フェルスタッペンも同じ様にチャンピオンズ・ウォールと接触したが、こちらは幸いにもクルマへのダメージはなかったようだ。
2024年F1カナダGP決勝レースは日本時間6月10日(月)早朝3時にフォーメーションラップが開始され、1周4,361mのジル・ビルヌーブ・サーキットを70周する事でチャンピオンシップを争う。DAZNとフジテレビNEXTが生配信・生中継する。