レッドブルF1、2023年新車「RB19」の発表日時を公表…NYでイベント開催
レッドブル・レーシングは1月13日(金)、2023年シーズンのFIA-F1世界選手権に投入する新車「RB19」のローンチイベントを2月3日(金)に開催する事を明らかにした。
ハースとアルファロメオを除く全8チームが現時点でシーズンローンチの開催日を明らかにしているが、レッドブルはそのトップバッターとして、姉妹チームのアルファタウリと同じく米国ニューヨークでイベントを開催する。
ただし実車そのものがお披露目されるかどうかは疑わしいところだ。
チームは「New Kit, New Car」という表現で新たなチームウェアとマシンの公開を示唆しているが、アルファタウリですらイベントでの公開はカラーリングのみだ。ディフェンディング・チャンピオンが率先してライバルに不要な情報を与えるとは考えにくい。
昨年のローンチイベントでレッドブルが披露したのは国際自動車連盟(FIA)がその前年に公開したショーカーに酷似したもので、実車には程遠く、プレシーズンテストでは大幅に異なるマシンを走らせた。
ダブルタイトルを獲得したRB18の後継となる「RB19」に搭載されるのは「ホンダRBPT」エンジンだ。かつてのパワーユニット・サプライヤーは2025年末までレッドブル及びアルファタウリを継続サポートする。
「RB19」の「19」が示すのは世代だ。2023年型F1マシンはレッドブルにとって、2005年のF1参戦以来19台目のシャシーとなる。
RB19をドライブするのは3年目のタッグを迎える現役F1ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスだ。
リザーブドライバーの役割はマクラーレンから移籍したダニエル・リカルド、野尻智紀の僚友としてスーパーフォーミュラに参戦するリアム・ローソン、そしてF2に参戦するゼイン・マロニーで分担される見通しだ。
レギュラードライバー同様、チーム首脳陣の顔ぶれにも変化はなく、クリスチャン・ホーナーがチーム代表を、エイドリアン・ニューウェイがチーフ・テクニカル・オフィサーを、ピエール・ワシェがテクニカル・ディレクターを、そしてクレイグ・スキナーがチーフ・デザイナーを務める。