3年ぶり開催の鈴鹿F1日本GP、16年ぶりにチケット完売
3年ぶりの開催となる三重県・鈴鹿サーキットでの「2022 F1 Honda 日本グランプリレース」の観戦チケットが完売した。
鈴鹿サーキットによると3日(月)現在、当日券の販売もなく、フリー走行が行われる金曜日1日券のみローチケ、ローソン・ミニストップでの前売および当日販売がある。
F1日本GPは新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、2年連続の中止を余儀なくされてきた。今年は2019年以来、3年ぶりに10月7~9日にシリーズ第18戦として感染防止策徹底の上、開催される。
本大会では2012年の小林可夢偉以来、実に8年ぶりに角田裕毅(アルファタウリ)が日本人F1ドライバーとして母国凱旋レースに臨む。
また、ホンダ(HRC)からパワーユニット技術支援を受けるレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが、昨年に続くタイトルを鈴鹿で決める可能性が濃厚という事もあり、高い注目を集めている。
鈴鹿サーキットで行われるF1日本GPのチケットが完売となったのは、歴代最多となる36万1,000人を動員した2006年以来、16年ぶりのことだが、コロナの関係もあり用意されたチケット数が異なる可能性が高いため、当時と同じ水準の観客動員を保証するものではない。
前戦シンガポールGPは2日(日)にチェッカーフラッグが振られたばかりだが、鈴鹿サーキットに近い中部国際空港(セントレア)には既に、F1関連の貨物機が次々と飛来している。
これに伴いセントレアは3日(月)、4日(火)の2日間に渡ってスカイデッキの閉場時間を21:30から0:00に延長する。
ドライバー達もシンガポールでのレース後、続々と日本に向かっており、SNS上ではルイス・ハミルトン(メルセデス)やダニエル・リカルド(マクラーレン)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)の来日目撃情報が挙がっている。