2020年F1ロシアGPスタート直前のグリッドの様子
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F1ファンに朗報、DAZN for docomo 2月の値上げなく無料体験も継続…ただし手放しでは喜べない?

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スポーツチャンネル「DAZN」が2022年2月22日より値上げを行う一方、NTTドコモ版の「DAZN for docomo」は従来通りの月額1,925円(税込)を継続する。

DAZN Japanは25日(火)、ローンチ後初の料金改定を正式発表した。月額プランは1,075円(税込)の値上げとなる3,000円(税込)へと変更され、合わせて1ヶ月間の無料体験トライアルも2月21日を以て終了する。

ただし、配信コンテンツや視聴デバイスなど、窓口がドコモという以外に違いがない「DAZN for docomo」に関しては「対象外」と発表された。

「対象外」が指すものは何か? 何が「対象外」なのか?

本サイトがドコモに確認したところ、2022年2月22日に値上げする予定はないとの回答を得た。つまり、料金据え置きの月額1,925円(税込)が継続されるという事だ。また、無料トライアルも引き続き提供される。

DAZNでF1やサッカー、プロ野球を楽しんでいるファンにとっては取り敢えずの朗報と言えるが、少なくとも2月22日に値上げされる事がないだけで、「DAZN for docomo」に新価格が適用されるのは時間の問題だろう。

我々としては少なくともF1開幕期となる3月前に料金が改定される事はないと理解しているが、いずれかのタイミングで値上げされるのは避けられないともみている。

「DAZN for docomo」は2020年10月1日に料金改定を行った。当初は月額980円(税抜)という特別価格で提供していたが、本家DAZNと同じ1,925円(税込)へと変更された。

ただし、同年9月30日までに契約済みの既存ユーザーに関しては以降も引き続き月額980円でサービスを提供し続けている。

なお「DAZN for docomo」は一見、ドコモユーザー限定のサービスのように思われるが、実はそうではない。ドコモユーザー以外であっても無料で取得できる「dアカウント」があれば合法的に申し込む事ができる。

次世代車両が導入される2022年シーズンのF1は全23戦が計画されており、3月20日のバーレーンで開幕し、11月20日のアブダビで閉幕を迎える。オンシーズン期間としては9ヶ月間だ。

本家DAZNで一月あたりの費用が最も安い「年間プラン(一括払い)」が27,000円(税込)。7日間760円で提供されているKDDIの格安プラン「povo」ユーザー向けの「DAZN使い放題パック」を使うと760 × 23 = 17,480円(税込)。「DAZN for docomo」を9ヶ月間契約した場合の料金は17,325円(税込)となる。

DAZN for docomo

なお本家DAZNであっても、値上げ前に旧プランの「年間プラン」を申し込めば年間19,250円(税込)に抑える事もできる。「DAZN for docomo」の年内中の値上げの可能性を考慮すると、旧料金で年間プランを申し込んでおくのも一つの手だ。

本家DAZN

予めDAZNプリペイドカードを購入しておくのも良いだろう。2月22日以降は順次新料金での販売となるが、それ以前であれば旧料金で買うことができる。DAZNによれば、コードの有効期限内であれば2月22日以降も追加料金なしで利用できると言う。

ただし考える事は、みな同じ。早期に在庫切れとなる可能性もあるので、手に入れるならば早めに購入した方が良いだろう。

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