角田裕毅とガスリー、ホンダ搭載のアルファタウリ「AT01」でテスト!フェラーリは急遽計画を変更
2022年のF1公式プレシーズンテストに向けピエール・ガスリーは、1月25日(火)にイタリアのイモラ・サーキットで2020年型F1マシン、アルファタウリ・ホンダAT01をドライブした。
幾つかのチームが新車発表日時を明らかにし、徐々に新たなシーズンの訪れが感じられる季節となった。ファクトリーでは2022年の次世代車両の開発が進められているがレギュレーションはテスト制限を課しており、新車でのドライブは2月末のバーレーンテストを待つ必要がある。
スクーデリア・フェラーリは1月25〜28日の4日間に渡って、フィオラノで2018年型「SF71H」によるテストを行う。これにはシャルル・ルクレール、カルロス・サインツ、ロバート・シュワルツマンの参加が予定されているが、旧車を使って準備を進めるのはスクーデリアだけではない。
同じイタリアを本拠とするスクーデリア・アルファタウリは25日、ホンダエンジンを搭載する2020年型「AT01」をイモラに持ち込んだ。
テストは25日から27日の3日間に渡って行われる見通しで、初日はガスリーがステアリングを握った。角田裕毅はF1デビューに向けてトレーニングを積んだ思い出深いイモラで2日目以降にコースに出るものと思われる。
なおフェラーリは当初、昨年型のSF21を持ち込む予定であったが、テストで使用可能な車両基準を定めたレギュレーションが2022年にどのように適用されるかについて疑問が生じた事から、その解釈をFIAに問い合わせつつ、2018年型に変更する事を決断した。