F1モナコGPの舞台となるモンテカルロ市街地コース
Courtesy Of Ferrari S.p.A.

F1モナコGP、伝統のフォーマットに別れ…2022年より3日制へ

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世界3大レースの一つ、F1モナコGPは2022年シーズンより他の開催地と同じように3日間のレースフォーマットに変更される。F1のステファノ・ドメニカリCEOがCNNとのインタビューの中で明らかにした。

F1のレースウィークは金曜日を初日とする3日間制だが、モナコGPは伝統的に、木曜に初日フリー走行を行う変則的な4日間フォーマットを採用してきた。

金曜が中休みとなるため木曜の夜には港で綺羅びやかな船上パーティーが催され、これがモンテカルロ市街地コースでの伝統の一戦をより特別なものにしていたが、来年以降は姿を消す事になる。

フォーマット変更により物流上の制約が緩和される事で、F1はカレンダーに柔軟性を持たせる事が可能となる。

来シーズンのF1カレンダーは現時点で未発表ながらも史上最多の23戦が計画されており、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で今年中止を余儀なくされた日本、中国、カナダ、シンガポールの復帰が期待されている。

また、ステファノ・ドメニカリによるとキャラミ・サーキットから関心が寄せられているとの事で、1993年以来となる南アフリカGP復活の可能性も浮上している。

2022年のF1カレンダーは10月15日の世界モータースポーツ評議会(WMSC)で発表される見通しだ。

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