角田裕毅、渋滞の影響でターン1までに0.2秒ロス「16番手からのスプリント予選は厳しい…」
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は2021 F1第10戦イギリスGP初日FP1で12番手タイムを刻むと、直後に行われた予選で16番手と、フランスGP以来、3戦ぶりのQ1敗退を喫した。
時間の経過とともに路面状況が改善する中、Q1最終アタックを終えて15番手ギリギリの位置にいた角田裕毅は、ランス・ストロール(アストンマーチン)に1000分の26秒差でノックアウトされた。
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは角田裕毅について「最終ラップに向けての最終コーナーでトラフィックに巻き込まれてしまい、ターン1の手前で0.2秒近くタイムを失った。彼はこのロスを取り戻すために頑張ったが、残念ながら十分ではなかった」と説明した。
16番手からのスプリント予選は厳しい…
角田裕毅
予選: 16位 / FP1: 12位
FP1を通してコースには徐々に慣れてきたのですが、トラフィックに何度も阻まれ完璧なラップを刻むことができませんでした。僅か1回のプラクティスを経て予選というのはやはり厳しいものがありました。
セッションの終盤はフィールドが非常に接近していて、最後のプッシュラップで再びトラフィックに阻まれてしまい、残念ながらQ1敗退という結果に終わりました。
明日のスプリント予選レースは16番グリッドからのスタートですので厳しい戦いになると思いますが、全力を尽くして結果を待ちたいと思います。
FP1を経て行われた初日予選でトップに立ち、スプリント予選の最前列1番グリッドを手にしたのはルイス・ハミルトン(メルセデス)。2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)を0.075秒差で退けた。3番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続いた。
変則フォーマットのF1イギリスGPの2日目は、FP2が日本時間7月17日(土)20時から、17周で競われるスプリント予選レースが同24時30分からシルバーストン・サーキットで開催される。