セルジオ・ペレス、5位入賞で着実に得点重ねる「自信を以てクルマをドライブできるようになってきた」
F1スペインGP決勝レースを5位入賞で終えたレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは「自信を以てクルマをドライブできるようになってきた」と述べ、高い競争力が期待できる次戦モナコGPへの期待を口にした。
左肩の不調から思うように予選を戦う事ができなかったペレスは、オープニングラップで8番手から6番手まで順位を上げると、46周目のターン1でアウト側からダニエル・リカルド(マクラーレン)を攻略。シャルル・ルクレール(フェラーリ)には届かなかったものの5位フィニッシュを飾った。
Pos | Driver | Team | Laps | Time | PTS |
---|---|---|---|---|---|
4 | ルクレール | フェラーリ | 66 | +54.616s | 12 |
5 | ペレス | レッドブル | 66 | +63.671s | 10 |
6 | リカルド | マクラーレン | 66 | +73.768s | 8 |
徐々に自信が増している
セルジオ・ペレス決勝: 5位, グリッド: 8番手
ここはオーバーテイクが簡単じゃないから、追い上げという点でタフなレースだった。1周目は上手くやれて幾つかポジションを上げる事が出来たけど、その後はダニエル(リカルド)をパスするのにかなり時間がかかってしまった。
マクラーレンはストレートでかなり速く、中々仕掛ける事が出来なかったけど、何とかターン1のアウト側から抜く事ができた。
自分が何をすべきかは分かっていたから、プッシュして戦略を機能させようとしたけど、その後はタイヤのライフがあまり残っておらず難しい状況だった。
自信を以てクルマをドライブできるようになってきた事で、週末が終わる度に早く次のレースにならないかなって思えるようになっている。
コース特性が違うから、今回学んだ事が次のモナコで活きてくるかは分からない。僕はまだ学習段階だから、早く100%の状態で週末に臨みたいと思ってる。
次のモナコが楽しみだ。レッドブルのマシンが伝統的に競争力を発揮してきた場所だし、勝てるチャンスがあると思う。
5月9日(日)にカタロニア・サーキットで行われた2021年F1第4戦スペイングランプリ決勝レースでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3位にバルテリ・ボッタス(メルセデス)という結果となった。
次戦は2週間後の5月23日(日)に決勝レースを迎える伝統のモナコGPだ。