ハミルトン「7冠目に向けて準備万全」F1開幕に向けてテストを完了
火曜のバルテリ・ボッタスに続いて、ルイス・ハミルトンが6月10日(水)に英国シルバーストン・サーキットでのプライベートテストに臨み、ミハエル・シューマッハに並ぶ史上最多タイとなるF1での7冠目に向けて、2018年型F1マシン「W09」を走らせた。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で強制的に休みを取る事となったハミルトンはこの日、3ヶ月以上ぶりのF1マシンでの走行を楽しみつつ、自身のコンディションを確認しながらドライビング感覚を取り戻していった。クルマを降りたハミルトンは次のように述べ、7月のレッドブル・リンクで始まる改訂版カレンダーへの準備が整ったと語った。
「率直に言って、再びマシンを走らせる事ができて本当に最高の気分だったし、凄く楽しかった。こうして久しぶりにガレージから出る時は、これまで何年のキャリアがあろうが関係なく、いつも新鮮な気分になるんだ。確かに今回走らせたのは古いクルマだけど、ファンタスティックだって事に変わりはない」
「バルテリの日はドライだったけど、今日はウエットからスタートしたから路面が滑りやすかった。でも僕はこういう気候の中で育ってきたからこの手のコンディションには慣れている。それにしてもマシンの感触は良かった」
「これほど長い間に渡ってレースから離れた事はなかったように思うから、今回テストできて良かったよ。長い休みの時はいつもそうなんだけど、自分はまだ走れるのだろうかって不安になるんだ。今回は103日とかそこらだったと思うけど、自分がまだやれるって分かってホッとした。準備は整ったし体調も良い。(シーズンの開幕を)すごく楽しみにしてる」