ホンダF1は3月13日(金)に開幕を迎える2020年FIA-F1世界選手権を目前に控えた10日、「静寂が、パワーを生み出す(The Calm That Builds The Storm)」と題したスペシャルムービーを公開した。

動画では新生アルファタウリ「AT01」とピエール・ガスリー、そしてダニール・クビアトを起用。ブラックアウト前の静寂と緊迫したドライバーの吐息、吹き上がるホンダV6ハイブリッド・ターボのサウンド…実にしびれる映像に仕上がっている。

HRD-Sakuraにて撮影された本ムービーは、パワーユニット開発のために日夜奮闘を続ける研究所内の風景と、レーススタートに向けて高まるサーキットの緊張感を、静寂と騒音の対比で描き出した。ホンダは映像公開に際して「濃密ながらも充実したオフシーズンの開発期間を終え、勝負の年に向かうHonda F1の決意とともに、みなさまに本ムービーをお届けしたい」と寄せた。

2018年からタッグを組む伊ファエンツァのチームに加えて、新たに強豪レッドブル・レーシングをパートナーに迎えた昨年、ホンダは13年ぶりに勝利の美酒を味わうなど大きく躍進を遂げた。3ヶ月という短いオフを経て、チャンピオンシップ獲得に向けた新シーズンが遂に始動する。

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