ホンダF1の公式YouTubeチャンネルが、「At Track」と題した9分22秒の動画を公開した。これにはパドックやガレージの様子を中心に、2月に2週に渡って行われたバルセロナテストでのアルファタウリの舞台裏、実際の現場の雰囲気が収められている。

映像は日の出前にカタロニア・サーキットのゲートを潜るシーンから始まり、ウィンターブレイク後に久々に顔を合わせたピエール・ガスリーとアルファロメオのフレデリック・バスール代表が談笑する様子や、パドックでファンとの写真撮影に応じるホンダF1の山本雅史マネージング・ディレクターの姿など、国際映像では見られないようなシーンで構成されている。

1カット1カットは長く、手ブレやピンぼけが目立ち、ナレーションはない。だがそれが映像に”生っぽさ”を与え、全体を見応えのあるドキュメンタリーに仕立て上げている。”エンジンサプライヤー側の視点でのテスト風景映像”という意味でも、非常に興味深い。