アルファロメオ、2020年型F1マシンをバルセロナテスト初日に発表
F1世界選手権に参戦するアルファロメオ・レーシングは、ザウバー・モータースポーツが手掛けている2020年型F1マシン「C39」を、開幕前プレシーズンテストの初日である2月19日(水)に、テスト開催地であるカタロニア・サーキットで発表する。
新車発表イベントは、バルセロナでのテスト初日の現地時間8時15分、日本時間同日16時15分からサーキット内のガレージ前で行われ、レギュラードライバーを務めるキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィによってお披露目される。現時点で新車発表日を明らかにしていないのはレッドブル、ウィリアムズ、ハースの3チームのみとなった。
スイス・ヒンウィルのチームは今年、昨年のF1にウィリアムズから参戦していたロバート・クビサを開発ドライバーに迎え、クビサの母国ポーランドの石油大手「PKNオルレン」とのタイトルスポンサー契約を締結。アルファロメオ・レーシング・オーレン(Alfa Romeo Racing ORLEN)を名乗る。
ザウバー・モータースポーツの新作「C39」は、昨年と同じくフェラーリ製F1パワーユニットを搭載するがそのコンセプトは一新される。空力効率改善のためにアグレッシブな設計のノーズが先行開発されたものの、昨年12月のFIAクラッシュテストで強度が足らずにテストシャシーが大破。2基目の車体の用意を余儀なくされたが、先日無事に検査に合格した。
フレデリック・バスール体制下での2シーズン目を迎えた昨季のアルファロメオ・レーシングは、コンストラクターズランキングでハースとウィリアムズを破って8位を獲得した。