6番手ガスリー、決勝での挽回誓う「好結果を残すための材料は全て揃ってる」
3日(土)のF1ハンガリーGP公式予選を6番手で終えたレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは「好結果を残すための材料は全て揃ってる」と語り、決勝レースでの挽回を誓った。
6番手という結果自体は悲劇的に悪いわけではないものの、チームメイトがポールポジションを獲得し、コンマ9秒近い差で引き離されてしまった点を踏まえれば、ガスリーが失望をあらわにするのも無理はない。
クリスチャン・ホーナー代表は「ミディアムでのQ2突破という目標は達成したが、残念ながらQ3の最速ラップの時にミスを犯してしまい、フェラーリ勢に次ぐ6番手に終わった。だが、チャンスはまだ残っている」と語り、ガスリーをフォローした。
好結果を残すための材料は全て揃ってる
ピエール・ガスリー予選: 6位, FP3: 6位
今日はいくつかミスをしてしまい、一周をきちんとまとめ上げることができずガッカリしてる。そういったことがなければ、フェラーリ相手に4番手か5番手をかけてバトル出来ていたと思う。6番手はリザルトとしては悪くはないけど、もっと良いラップタイムを残したかった。
明日はミディアムタイヤでスタートすることになるけど、戦略を工夫しながら全力で走り続けて、なんとかポジションを上げていきたい。ポールポジションを獲得したマックスにおめでとうの言葉を送りたい。彼に相応しいポジションだし、チーム全体にとっても素晴らしいことだ。
ハンガロリンクのようなトリッキーなサーキットではオーバーテイクするのが難しいし、今日マックスが証明して見せたように、クルマには速さがあるから、僕らにはアドバンテージがあると思う。良い成績を残せる材料は全て揃ってるって事だ。
フリー走行でちゃんとロングランを終えたチームはいないから、70周のレースでタイヤがどうなるのかは未知数だし、面白いレース展開になるはずだ。
予選では、僅差の争いを制したレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、キャリア初のポールポジションを獲得。2番手と3番手に続いたメルセデスの2台を抑えて、タイムシート最上位に名を刻んだ。
2019年F1第12戦ハンガリーグランプリ決勝レースは、日本時間4日(日)22時10分から行われ、1周4381mのハンガロリンクを70周する事で勝敗を決する。