ベッテル、転がり込んできた2位表彰台「一瞬勝てるかもって思っちゃった」F1モナコGP《決勝》
26日(日)に行われたF1第6戦モナコGP決勝を終えて、スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルがレース内容と週末を振り返った。ベッテルは4番グリッドながらも、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとメルセデスのバルテリ・ボッタスのアクシデントによって最終2位表彰台に上がった。
マッティア・ビノット代表は「モナコはオーバーテイクが非常に難しい事で知られるコースであり、4番グリッドであった事を思えば、セブの2位が素晴らしい結果である事は間違いない。彼はレースを通して良いペースを発揮し続けた。難しい課題であったものの、タイヤマネジメントも見事だった」と語った。
モンテカルロでのレースを終えて、ベッテルは18ポイントを獲得。フェルスタッペンを交わしてチャンピオンシップ3位に浮上し、2位ボッタスとの差を38点に縮めた。
一瞬勝てるかもって思っちゃった
セバスチャン・ベッテル決勝: 2位, グリッド: 4番手
苦しいレースだったけど、最終的に2位になれたことだしリザルト的には最高だよ。モナコのようなアイコニックなサーキットで表彰台に上がれたわけだし、チームの事を思えば嬉しい結果さ。
今日はライバルのミスに助けられた部分もあるけど、それもまたゲームの一部だ。タイヤに苦しんでいたルイスを追いかけていた時に、マックスがかなり近づいて彼を追い回していたんだけど、二人が接触したのを見た時は、勝てるかもって思っちゃったよ!
今日の結果には満足しているけど、僕らにはまだやるべき仕事が山積みだから手放しで喜んでばかりもいられない。シャルルは残念だったね。彼にとっては最高の週末じゃなかった。
78周で争われた決勝レースでは、メルセデスのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウインを果たし、2位にフェラーリのセバスチャン・ベッテル、3位にバルテリ・ボッタスが続く結果となった。