左カルロス・ゴーン、右アントニオ・ウエルタス
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ルノーF1、スペイン保険最大手マフレとのスポンサー契約を拡大延長

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ルノー・スポールF1チームは31日、スペインの保険最大手マフレ(MAPFRE)とのスポンサー契約締結を発表した。ルノーのお膝元フランス・パリの会合に出席したルノーのカルロス・ゴーンCEOと、マフレ会長兼CEOのアントニオ・ウエルタスは、昨年締結したパートナーシップ契約を更新・拡大することに合意。契約は5年。

マフレ社は従業員3万7千人、全世界に約3700万人の顧客を抱えるグローバル規模の保険会社。2016年の収益は270億ユーロ(3兆6460億円)を超え、純利益は775百万ユーロ(1050億円)に達する。単なるスポンサー契約に留まらず、将来の自動車産業における保険の役割に関連する各種サービスの共同開発を模索していく。

ウエルタスCEOは、ルノーとの合意によってマフレブランドは世界中に認知される事になるとの見通しを語った。また、F1は単に競争的なモータースポーツであるだけでなく、社会全体に貢献可能な技術開発及び研究のための良きテストの場であるとの認識を示した。

具体的なスポンサー費用については公表されていないが、チームによればマフレは”主要スポンサーの1社”だという。ルノーは昨年、マフレと同郷のカルロス・サインツをトロ・ロッソから引き抜き、チームの主戦力として迎え入れている。