サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)のターン1を通過するマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)、2023年10月20日(金) F1アメリカGP FP1
Courtesy Of Red Bull Content Pool

衝撃の大激戦…フェルスタッペン後退でルクレールがポール!角田は僅差の連続Q2落ち / F1アメリカGP《予選》結果とダイジェスト

  • Published:

2023年FIA-F1世界選手権19戦アメリカGPの予選が現地10月20日(金)に行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が今季3回目のポールポジションを獲得した。角田裕毅(アルファタウリ)は2戦連続となる僅差の11番手Q2ノックアウトという結果だった。

前戦で3度目の王座を確定させたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、ターン1のブレーキングで遅れを取るも残りのセクターで盛り返し、0.005秒差でルクレールを退けたかに思われたが、最終1つ手前のターン19のトラックリミットによりタイムが抹消され6番手に後退した。

サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を周回するシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2023年10月20日(金) F1アメリカGP FP1Courtesy Of Ferrari S.p.A.

サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を周回するシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2023年10月20日(金) F1アメリカGP FP1

2012年の初開催以来、フロントロー以外からサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)のレースを勝ち取った者はいない。

ランド・ノリス(マクラーレン)は週末に向けて苦戦を予想しながらも、キャリア通算100レースの節目に向けて0.13秒差遅れの2番手をマーク。ルイス・ハミルトン(メルセデス)を3番手に抑え込んだ。4番手にはルクレールの僚友、カルロス・サインツが続いた。

アップグレードされたW14は明らかに競争力を向上させているように見えるが、ジョージ・ラッセルはこれまでのところ、そのポテンシャルを発揮できていない様子で、Q3の最初のラップはトラックリミットにより抹消され、最終5番グリッドに留まった。

乱流の影響を受けたとしてQ3最初のラップでチームメイトに非難されたセルジオ・ペレス(レッドブル)は、アルピーヌ勢に先行を許す9番手に甘んじた。ピエール・ガスリーはエステバン・オコンを抑えて7番手を獲得した。

3ラウンドを通してフィールドは激戦の様相を呈した。ガスリーまでの上位7台がコンマ4秒にひしめいた。

角田裕毅は10番手通過を果たしたペレスに0.018秒及ばず、11番手でQ2敗退を喫した。復帰戦のダニエル・リカルドは、チームメイトから0.277秒遅れの15番手でクルマを降りた。

予選Q1:アロンソ、今季初の敗退

現地10月21日にサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行われた決勝のスタートグリッドを決する争いは直前のFP1よりも暑い気温35℃、路面42℃のドライコンディションでスタートした。

エントリーした全20台で争われる18分間の予選第一ラウンドのQ1では、レッドブル、フェラーリ、ハミルトンの5台が中古タイヤでスタート。新品ソフトの使用を1セットに抑えた。

公式タイヤサプライヤーのピレリは、ハード(白色)にC2、ミディアム(黄色)にC3、ソフト(赤色)にC4コンパウンドを持ち込んだ。

ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)は1セット目を終えて暫定トップに立ったが、路面進化を背景にタイムシートは激しく入れ替わり、最終16番手でノックアウトした。

Q1ノックアウトの恐れがあったため、最終的には中古最速を刻んだフェルスタッペンを含む全車が新品タイヤに交換。トップ通過はハミルトンで、サインツ、ルクレール、フェルスタッペンがこれに続いた。

角田裕毅はチェッカーを経てノックアウト・ゾーンに沈んでいたものの、最終アタックで5番手をマーク。15番手でギリギリの突破を果たしたリカルドにコンマ3秒差をつけた。

フェルナンド・アロンソは17番手に終わり、今季初のQ1敗退を喫した。チームメイトのランス・ストロールも19番手と、アストンマーチンはダブルQ1敗退を喫した。

トップ11は1秒以内、10番手オスカー・ピアストリ(マクラーレン)からアロンソまでは0.204秒という接戦だった。

母国レースのローガン・サージェント(ウィリアムズ)は20番手最下位に終わった。

予選Q2:角田裕毅、0.018秒及ばず

フェラーリ、フェルスタッペン、ハミルトンは再び中古タイヤでコースイン。3度のF1王者はそれでも新品タイヤのピアストリを抑えて暫定トップタイムを刻んだ。

1回目の計測を終えて暫定9番手の角田裕毅までは0.299秒と、フィールドは再び接近した。ノリスは痛恨のトラック・リミットによりラップが抹消された。

角田裕毅は最終計測で自己ベストを更新するも、10番手ペレスに0.018秒及ばず11番手でノックアウトした。リカルドは15番手でクルマを降りた。

トップ通過はルクレール。アンダーステアを訴えたフェルスタッペンを0.004秒差で2番手に退けた。


イベント2日目はシュートアウトとスプリントが行われる。セッションの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

2023年F1第19戦アメリカGP予選リザルト

Pos No Driver Team Q1 Q2 Q3 Laps
1 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:36.061 1:35.004 1:34.723 21
2 4 ランド・ノリス マクラーレン・メルセデス 1:35.110 1:35.441 1:34.853 20
3 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:35.091 1:35.240 1:34.862 18
4 55 カルロス・サインツ フェラーリ 1:35.824 1:35.302 1:34.945 18
5 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:36.165 1:35.606 1:35.079 18
6 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダRBPT 1:35.346 1:35.008 1:35.081 18
7 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ・ルノー 1:36.158 1:35.496 1:35.089 19
8 31 エステバン・オコン アルピーヌ・ルノー 1:36.131 1:35.413 1:35.154 21
9 11 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダRBPT 1:35.989 1:35.679 1:35.173 17
10 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン・メルセデス 1:36.064 1:35.576 1:35.467 20
11 22 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダRBPT 1:35.913 1:35.697 12
12 24 周冠宇 アルファロメオ・フェラーリ 1:36.052 1:35.698 15
13 77 バルテリ・ボッタス アルファロメオ・フェラーリ 1:36.082 1:35.858 15
14 20 ケビン・マグヌッセン ハース・フェラーリ 1:36.009 1:35.880 12
15 3 ダニエル・リカルド アルファタウリ・ホンダRBPT 1:36.213 1:35.974 12
16 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース・フェラーリ 1:36.235 6
17 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーチン・メルセデス 1:36.268 8
18 23 アレックス・アルボン ウィリアムズ・メルセデス 1:36.315 6
19 18 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 1:36.589 9
20 2 ローガン・サージェント ウィリアムズ・メルセデス 1:36.827 8

コンディション

天気晴れ
気温35℃
路面温度42℃

セッション概要

グランプリ名 F1アメリカGP
セッション種別 予選
セッション開始日時

サーキット

名称 サーキット・オブ・ジ・アメリカズ
設立 2012年
全長 5516m
コーナー数 20
周回方向 反時計回り

F1アメリカGP特集