うなだれるブレンドン・ハートレー、F1イギリスGP2018
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ブレンドン・ハートレー、PUトラブルで出走できず「特にコメントすることはない」

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ブレンドン・ハートレーのF1イギリスGPは、準備すら出来ないままに決勝に臨み、戦う事すらないままにマシンを降りる、ドライバーとしては最悪の1週間となった。

FP3でサスペンショントラブルに見舞われクラッシュ。その影響から予選を欠場し、モノコックの交換によってピットレーンスタートを強いられたハートレーは、レコノサンス・ラップ中に再びマシントラブルに見舞われた。

ホンダF1の田辺豊治テクニカル・ディレクターによれば、レース前日に行ったパワーユニット交換作業の際に取り付けに不備があったとのことで、レース開始までに修復を試みたものの解決に至らず、1周走行したのみでリタイアとなった。

ピットレーンスタートという点を考慮し、ホンダは戦略的なエンジン交換として6基目のICE(内燃機関)と5基目のMGU-Kの2つのコンポーネントをハートレーに投入。結果的にこの交換の際に不手際があり、エンジン側のコネクターが緩んでいた。

特にコメントすることはない

ブレンドン・ハートレー決勝: リタイヤ

運や迷信はあまり信じちゃいないけど、ここ数週間を振り返ると運がなかったとしか言いようがないよ。FP3でのサスペンションの不具合に始まり、今日もレースが始まる前からテクニカル面でのトラブルが発生してしまった。そんな状況だからコメントする事はあまりないよ。

本当にがっかりしてる。リセットボタンを押して数日間休暇を楽しんで、また次のレースに向けて準備を進めるよ。トロロッソのみんなが一生懸命作業に取り組んでくれる事は分かっているから、次のホッケンハイムでは最大限のパフォーマンスを発揮できるように頑張るよ。


トップチェッカーはスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテル。2番グリッドから逆転勝利を掴み、キャリア通算51勝目イギリスGP2勝目を手にした。2位はポールシッターのルイス・ハミルトン、オープニングラップの接触事故から見事巻き返した。3位はキミ・ライコネン。ポディウムの最後に滑り込み、跳馬が大量ポイントを得てメルセデスとのギャップを広げた。

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