
角田裕毅、好発進も“不運の後退”13位。それでも「ペースはかなり良かった」待ち焦がれた実戦を満喫
角田裕毅(レーシング・ブルズ)は、2026年F1第12戦オランダGPのスプリントを13位で終えた。1周目にフランコ・コラピント(アルピーヌ)に抜かれて1つ順位を落としたものの、復帰後初めて他車と競い合ったレースについて「ペースはかなり良かった」と手応えを示した。
急きょ代役に抜てきされ、2026年型マシンを初めて経験する週末となった角田。それでも本人は、スタートそのものを予想以上にうまくこなせたと感じていた。
好スタートも1周目に順位を落とす“不運”
「良かったです。スタート自体は良かったので、それには自分でも驚きました。何もかも初めてですからね」
角田は、多くのドライバーがスタートに苦戦していたことも踏まえ、「そこはポジティブに受け取ります」と評価した。
一方、ターン1からターン2にかけては、前方でチームメイトのアーヴィッド・リンブラッドとリアム・ローソン(レッドブル)が争っており、前を塞がれる形となった角田は、アウト側からコラピントに抜かれてポジションを失った。
「ポジションを落としたことについては、ターン1でアーヴィッドとリアムが僕の前で争っていたりと、コース上の位置関係などもあって不運でした。よくある状況ではあるのですが」
レースペースに手応え、実戦復帰を満喫
その後はコラピントの背後を走り続けたが、抜き返すには至らなかった。それでも角田は、レース中のペース自体には好感触を得ている。
「ペースはかなり良かったです。自分ではコントロールできない部分を通してまだパフォーマンスを引き出せる余地があることも分かっているので、[この先のセッションを]楽しみにしています」
角田にとって何より大きかったのは、久々に他車と実際に競り合えたことだった。
「一番大事なのは、これまでのセッションと同じように、すべてのラップを楽しめたことです。他のクルマと一緒に走ることをずっと待ち焦がれていましたし、昨シーズンのアブダビ以来、ここ数カ月でこんなに汗をかいたこともありませんでした!」
「だから、本当に楽しんでいます」