マックス・フェルスタッペンがドライブするレッドブル・ホンダRB16Bのリア、2021年6月26日F1シュタイアーマルクGP予選にて
Courtesy Of Red Bull Content Pool

フェルスタッペン、後続に大差の2連続ポール! ホンダ勢は角田含む全車TOP8 / F1シュタイアーマルクGP《予選》結果とダイジェスト

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2021 FIA-F1世界選手権8戦シュタイアーマルクGPの公式予選が6月26日にレッドブル・リンクで行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが後続に大差を付けて2戦連続、今季3度目のポールポジションを獲得した。

2番手には3グリッド降格が決定しているバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続いたものの、フェルスタッペンが記録した1分3秒841とのギャップは0.194秒と、60秒サーキットとしては大きく開いた。僚友ルイス・ハミルトンは3番手だった。

ホンダエンジン勢はもう1台のRB16Bを駆るセルジオ・ペレスが5番手、アルファタウリ勢はピエール・ガスリーが6番手、角田裕毅が8番手と、全車がQ3進出を果たしてトップ8にクルマを並べた。

角田裕毅にとってはアゼルバイジャンGP以来となるキャリア2度目の予選トップ10となったが、Q3でボッタスの走行を不必要に妨害したとして、セッション終了後に3グリッド降格と1点のペナルティポイントが科され、11番グリッドに降格した。

レッドブル・リンクのピットロードを走行するアルファタウリ・ホンダの角田裕毅、2021年6月26日F1シュタイアーマルクGP予選にてCourtesy Of Red Bull Content Pool

レッドブル・リンクのピットロードを走行するアルファタウリ・ホンダの角田裕毅、2021年6月26日F1シュタイアーマルクGP予選にて

ミッドフィルダーとしてはマクラーレンのランド・ノリスが驚異の4番グリッドを獲得するも、チームメイトのダニエル・リカルドは13番手とQ2敗退を喫した。

残りのトップ10枠はチーム内で明暗が分かれる形となり、7番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、9番手はフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、10番手はランス・ストロール(アストンマーチン)と、異なる3チームが続く結果となった。

予選Q1:ラティフィ、僅差で敗退

雨予報が嘘であったかのように現地午後のシュピールベルクは晴天に恵まれ、決勝のスタートグリッドを決する争いは気温25℃、路面55℃、湿度30.3%のドライコンディションでスタート。最後まで雨が降る事はなかった。

全20台で争われた第一ラウンドのQ1ではフェルスタッペンがトップ通過を果たし、これにボッタス、ノリス、ハミルトンを含めた4名が使用タイヤを1セットに抑えた。

角田裕毅は2回目の計測で4番手をマーク。ペレスは最終盤にノックアウトゾーンに沈むも、最終計測で5番手を刻んだ。

僚友ノリスが3番手通過を果たした一方、リカルドはギリギリの15番手で、惜しくもノックアウトを喫したニコラス・ラティフィとは僅か1000分の33秒差だった。

ノックアウト

  • ニコラス・ラティフィ
  • エステバン・オコン
  • キミ・ライコネン
  • ミック・シューマッハ
  • ニキータ・マゼピン

予選Q2:分かれたタイヤ戦略

残る15台のマシンが挑んだQ2では、高い路面温度とスタートタイヤを意識してメルセデス勢とフェルスタッペン、アントニオ・ジョビナッツィがミディアムを履いてコースに入った。シルバーアローの2台は2セットのC3コンパウンドを使った。

1回目の計測を終えてトップに立ったガスリー以外の全車が2セットを投じた。暫定9番手のアロンソまでは0.264秒と、フィールドは非常にタイトだった。

最終アタックではジョージ・ラッセルが一時10番手に浮上するも、1000分の8秒差でアロンソにノックアウトされた。ベッテルはトラックリミットで最終ラップが抹消され12番手から14番手に降格した。

ノックアウト

  • ジョージ・ラッセル
  • カルロス・サインツ
  • ダニエル・リカルド
  • セバスチャン・ベッテル
  • アントニオ・ジョビナッツィ

予選Q3:フェルスタッペン圧勝

トップ10グリッドを決する予選最終ラウンドのQ3では、ハミルトンがシーケンスを大きくズラしていち早くコースイン。珍しい事に3セットの新品ソフトを使ったがライバルを打ち負かすには至らなかった。

最終アタックを前にフェルスタッペンが暫定ポールにつけ、ハミルトン、ノリス、ボッタスの順に続いた。フェルスタッペンが自己ベストを更新する事はなかったが、ライバル達はいずれも及ばず、コンマ2秒という大差でのポールポジションを獲得した。

2021年 F1シュタイアーマルクグランプリ決勝レースは、日本時間6月27日(日)22時にスタート。1周4326mのレッドブル・リンクを71周する事でチャンピオンシップを争う。

Pos No Driver Team Q1 Q2 Q3 Laps
1 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1:04.489 1:04.433 1:03.841 19
2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:04.537 1:04.443 1:04.035 22
3 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:04.672 1:04.512 1:04.067 24
4 4 ランド・ノリス マクラーレン・メルセデス 1:04.584 1:04.298 1:04.120 17
5 11 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ 1:04.638 1:04.197 1:04.168 21
6 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1:04.765 1:04.429 1:04.236 18
7 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:04.745 1:04.646 1:04.472 21
8 22 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ 1:04.608 1:04.631 1:04.514 21
9 14 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ・ルノー 1:04.971 1:04.582 1:04.574 18
10 18 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 1:04.821 1:04.663 1:04.708 18
11 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ・メルセデス 1:05.033 1:04.671 14
12 55 カルロス・サインツ フェラーリ 1:04.859 1:04.800 15
13 3 ダニエル・リカルド マクラーレン・メルセデス 1:05.142 1:04.808 14
14 5 セバスチャン・ベッテル アストンマーチン・メルセデス 1:05.051 1:04.875 15
15 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ・フェラーリ 1:05.092 1:04.913 17
16 6 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 1:05.175 9
17 31 エステバン・オコン アルピーヌ・ルノー 1:05.217 6
18 7 キミ・ライコネン アルファロメオ・フェラーリ 1:05.429 8
19 47 ミック・シューマッハ ハース・フェラーリ 1:06.041 8
20 9 ニキータ・マゼピン ハース・フェラーリ 1:06.192 9

コンディション

天気
晴れ
気温
25℃
路面温度
55℃

セッション概要

グランプリ名
F1シュタイアーマルクGP
セッション種別
予選
セッション開始日時

サーキット

名称
レッドブル・リンク
設立
1969年
全長
4326m
コーナー数
10
周回方向
時計回り

F1シュタイアーマルクGP特集