レッドブル・リンクを周回するアルピーヌA521、2021年6月25日F1シュタイアーマルクGPにて
Courtesy Of Alpine Racing

ホンダF1、TOP5に3台と好発進…角田裕毅もメルセデスに迫る好タイム / F1シュタイアーマルクGP《FP1》結果とダイジェスト

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シーズン8戦目となる2021年F1世界選手権シュタイアーマルクGPが、6月25日にレッドブル・リンクで開幕を迎え、日本時間18時30分から金曜1回目のフリー走行が行われた。

グランプリ一発目のセッションを制したのは、ここで過去2勝を誇るマックス・フェルスタッペン。1分5秒910のトップタイムを記録した。レッドブル・ホンダは先週末に引き続き、メルセデスよりも薄めのリアウイングを持ち込んだ。

2番手には0.256秒遅れでアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが、3番手には0.422秒遅れでメルセデスのルイス・ハミルトンが続いた。

高地を得意とするホンダエンジン勢は、キャリア初の3戦連続表彰台に挑むセルジオ・ペレスがターン4でリアをグラベルに落としてスピンを喫するなど13番手に終わった一方、角田裕毅が3番手ハミルトンに1000分の65秒差の5番手と、3台をトップ5に並べた。

とは言え今回のFP1で序列を読み解く事は難しい。

当初は雨が予想されていたものの、金曜正午の現地シュピールベルクは辛うじて日差しに恵まれ、セッションは気温24℃、路面温度48℃のドライコンディションでスタート。次に控えるFP2でウェットが予想された事から、各チームは1周を突き詰めるよりも燃料を積んだ状態でのロングランとタイヤパフォーマンスの確認に重点を置いたプログラムに取り組んでいた可能性がある。公式タイヤサプライヤーのピレリは中間レンジのC2からC4までの3種類のコンパウンドを持ち込んだ。

特にアストンマーチンやマクラーレン、アルファロメオは2台で戦略を分けていた可能性が高そうだ。

レッドブル・リンクのターン4に向けてアルファタウリ・ホンダAT02を駆るピエール・ガスリー、2021年6月25日F1シュタイアーマルクGPのFP1にてCourtesy Of Red Bull Content Pool

ターン4に向けてアルファタウリ・ホンダAT02を駆るピエール・ガスリー、2021年6月25日F1シュタイアーマルクGP

サーキット側は今季のイベント開催に向け、ターン6脇の縁石を幾つか取り除いてグラベルをコースに近づけ、更にターン2・3の右側に設置されていた芝も幾らか撤去。グラベルに置き換えた。

トラックリミットはターン9とターン10に設置された。セッション中に違反があった場合、当該ラップタイムは抹消される。ターン10に関してはその翌周のタイムも無効とされ、レースでは3回の違反でスチュワードに報告が飛ぶ事になる。

全長が短いことに加えて実質的なコーナーが僅か7つのみという事で、レッドブル・リンクはカレンダーの中で最もラップタイムが速く、最速フェルスタッペンから16番手のランド・ノリス(マクラーレン)までのギャップは1秒以内に収まった。

アルファロメオはキミ・ライコネンに代えてロバート・クビサにC41のステアリングを託した。マシン開発における手がかりを得るべくクビサは30周を走り込み、9番手につけた僚友アントニオ・ジョビナッツィから1.2秒落ちの19番手でクルマを降りた。

絶好調の市街地戦を経て前戦フランスGPでノーポイントに終わったフェラーリ勢は、シャルル・ルクレールが10番手、セッション中盤にターン1でリアを滑らせる場面があったカルロス・サインツが11番手だった。

2021年F1第8戦シュタイアーマルクグランプリ2回目のフリー走行は、日本時間6月25日(金)22時から1時間の日程で開催される。

Pos No Driver Team Time Gap Laps
1 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1:05.910 34
2 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1:06.166 +0.256 33
3 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:06.332 +0.422 32
4 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:06.386 +0.476 34
5 22 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ 1:06.397 +0.487 36
6 14 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ・ルノー 1:06.519 +0.609 36
7 31 エステバン・オコン アルピーヌ・ルノー 1:06.551 +0.641 35
8 18 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 1:06.584 +0.674 33
9 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ・フェラーリ 1:06.614 +0.704 29
10 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:06.629 +0.719 36
11 55 カルロス・サインツ フェラーリ 1:06.630 +0.720 33
12 3 ダニエル・リカルド マクラーレン・メルセデス 1:06.669 +0.759 38
13 11 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ 1:06.696 +0.786 33
14 5 セバスチャン・ベッテル アストンマーチン・メルセデス 1:06.708 +0.798 32
15 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ・メルセデス 1:06.848 +0.938 32
16 4 ランド・ノリス マクラーレン・メルセデス 1:06.861 +0.951 35
17 6 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 1:07.180 +1.270 31
18 47 ミック・シューマッハ ハース・フェラーリ 1:07.473 +1.563 30
19 88 ロバート・クビサ アルファロメオ・フェラーリ 1:07.823 +1.913 30
20 9 ニキータ・マゼピン ハース・フェラーリ 1:08.081 +2.171 31

コンディション

天気
晴れ
気温
24℃
路面温度
48℃

セッション概要

グランプリ名
F1シュタイアーマルクGP
セッション種別
フリー走行1
セッション開始日時

サーキット

名称
レッドブル・リンク
設立
1969年
全長
4326m
コーナー数
10
周回方向
時計回り

F1シュタイアーマルクGP特集