角田裕毅、メカニックの努力も実り13番手と改善「かなり満足!」
25日(土)のF1ロシアGP公式予選でQ2進出を果たし、僚友ピエール・ガスリーに続く13番手タイムを刻んだアルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、日曜のレースでも更に改善していきたいと意気込んだ。
Q1では一度もタイヤを履き替えず、インターミディエイトで11周を重ねて計測ラップを走った。そしてギリギリの15番手ながらもQ2に駒を進めた。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がタイム計測なしにセッションを終えた事に救われた。
チームメイトとは異なり、Q2では2セットのインターミディエイトを投じた。これが上手く機能した事もあり13番手と、過去5戦の中でのベストリザルトを記録した。
順位 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
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11 | ベッテル | アストンマーチン | 1:47.205 | 1:46.573 | |
12 | ガスリー | アルファタウリ | 1:47.828 | 1:46.641 | |
13 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 1:48.854 | 1:46.751 | |
14 | ラティフィ | ウィリアムズ | 1:48.252 | DNS | |
15 | ルクレール | フェラーリ | 1:48.470 |
明日のレースでも更に改善していきたい
角田裕毅
予選: 13位 1’46.751 / FP3: 中止
今日はかなり満足できる一日になりました。Q2に進めた事は僕にとってステップアップですし、昨日の結果を考えれば尚更です。
今日の予選でポジションを上げられるよう、昨夜はメカニックが懸命に仕事に取り組んでくれました。そのおかげで自信を以てクルマをドライブできるようになりました。
ドライコンディションが予想される明日のレースでも更に改善していけたらと思っています。
ウェットとドライが混在する難コンディションで行われた土曜の公式予選では、ランド・ノリス(マクラーレン)がキャリア初のポールを獲得。2番手にカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手にジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)が続く結果となった。
2021年 F1ロシアグランプリ決勝レースは、日本時間9月26日(日)21時にスタート。1周5872mのソチ・オートドロームを53周する事でチャンピオンシップを争う。