メディアセッションに応えるレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー
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レッドブル・ホンダ、2番手を記録「マシンの挙動を理解するために、少しだけ本気を出した」F1テスト5日目

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レッドブル・ホンダは、2月26日(火)に行われたF1バルセロナ合同テスト5日目のセッションで、ピエール・ガスリーがC3タイヤを履き1分17秒715をマーク。最速を刻んだランド・ノリス(Mclaren)よりも1段階硬いコンパウンドでの1000分の6秒落ちという事で、事実上のファステストに相当するラップを披露した。

レッドブル・ホンダ:F1テスト5日目を終えて

ピエール・ガスリー順位: 2位, 周回: 136周

今日はちょっとだけ本気で走ってみたけど、あれはマシンの挙動を理解するためにやっただけなんだ。今日は空力テストを数多くこなしてチームのために様々なパーツを評価したんだけど、僕としてもマシンに慣れることができて良かった。

ラップごとに改善しているけど、もちろんまだやるべき仕事は山積みだ。ペースは悪くないけど、ライバルチームの事は気にせずに、自分達自身の課題に集中して、毎日計画通りにプログラムを消化しなきゃ。

今のところはポジティブだよ。プログラムは完了できてるし、走行距離もかなり稼いでる。マシンのポテンシャルも高いから、今はとにかく改善できるところを改善して、目の前の仕事に集中して取り組むよ。

ギヨーム・ロケリンレースエンジニアリング責任者

先週のテストをうまく終えることができたから、今日は走行プランを変更してショートランに集中して取り組んだんだ。これによって、かなり多くのテスト項目を確認することができた。

こういった形のプログラムだったから、走行と走行の合間にガレージ内で過ごす時間も多かったけれど、とても順調だった。それに、取り組もうと思っていたオペレーションに関する作業も含めて、今日はたくさんのタスクを終えることができた。

パフォーマンスについても少し確認できた。午後のピエールのランは力強かったし、テスト2は全体としてとても堅実なスタートになったと思う。明日はロングランに集中して作業に取り組むつもりだ。


プレシーズンテスト後半初日でトップタイムを記録したのは、マクラーレンのランド・ノリス。スーパーソフト相当のC4コンパウンドで1分17秒709をマークした。これに続いたのはレッドブル・ホンダ。ノリスよりも硬いC3タイヤで1000分の6秒差につけ、事実上のファステストを飾った。

第二回F1バルセロナ合同テスト2日目のセッションは2月27日(水)の現地9時、日本時間17時からスペインのカタロニア・サーキットでスタートする。