7種類のF1ピレリタイヤcopyright Pirelli

F1モナコGP《決勝》ドライバー別残存タイヤ:最速ストラテジーはSSタイヤに履き替える1ストップ戦略、とピレリ

  • 最終更新:

F1第6戦モナコGP決勝レースを直前に控え、公式タイヤサプライヤーのピレリがドライバー別の残存タイヤセット数を公表した。決勝がドライコンディションで行われる場合、各マシンは最低2種類の異なる硬さのコンパウンドを使用しなくてはならない。

2018年F1モナコGP決勝タイヤセット

今回は全てのドライバーが予選Q2をハイパーソフトタイヤで通過しているため、上位10台のスタートタイヤは全て同一コンパウンド。そのため戦略の幅が狭く、摩耗の度合いが大きい桃色ハイパーソフトを如何に上手くマネジメントできるかが展開を大きく左右する。今週末は、フロントのグレイニングに苦しむマシンが多々見られた。

2ストップ戦略を期待してモナコにハイパーソフトを投入したピレリは、同コンパウンドのデグラデーションの度合いについては予想通りとしながらも、トラックポジション重視の1ストップ戦略が主流になるのは避けられないとみている。

ピレリが推奨する最速のタイヤストラテジーは、第一スティントをハイパーソフト14周+第二スティントをスーパーソフトで64周する1ストップ戦略。次策としては、ウルトラソフト25周+スーパーソフト53周の同じく1ストップ戦略を予想している。

モンテカルロ市街地コースにおけるセーフティーカー出動率は52%。柔軟性のある戦略と運が求められる。全てのコンパウンドを新品で有しているのはニコ・ヒュルケンベルグ、ブレンドン・ハートレー、ストフェル・バンドーン、マーカス・エリクソン、シャルル・ルクレールの5名のみだ。

各ドライコンパウンドの今週末の最多周回数は以下の通り。

  • スーパーソフト…32周(エリクソン、Sauber)
  • ウルトラソフト…25周(ガスリー、Toro Rosso)
  • ハイパーソフト…30周(シロトキン、Williams)

レース規定周回数は78周。今週末のモンテカルロ市街地コースでのハイパーソフトとウルトラソフトとのベストタイム差は約1.8秒とかなりの開きがあり、ウルトラソフトとスーパーソフトとのギャップは1.1秒程となっている。

F1モナコGP特集