ピレリタイヤを観察するマクラーレンのストフェル・バンドーン、2018年F1ベルギーGPcopyright Pirelli

グレイニング

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グレイニング(英:Graining)とは、タイヤ表面のゴムが削れてカスとなりそれが高温のトレッド面に触れて再付着することで、タイヤの表面がサメ肌のような細かで不規則な凹凸状になることを指す。

寒いコンディションやタイヤ交換直後の数周など、タイヤの温度が上がらない状態で走行を続けたり、コーナリング時のマシンスライドが多発する場合などにトレッド表面が綺麗に磨耗せず、結果としてグレイニングが発生する。

グレイニングは通常、タイヤが進行方向に対して横方向にスライドする際に発生し、柔らかいコンパウンドに多く見られる。

グレイニングが発生するとタイヤの表面が路面に対して均一にならずグリップが大幅に低下。その結果、ブレーキングやコーナリングに悪影響が出るだけでなくトラクション性能も低下し、ラップタイムが悪化する。

周回を重ねてタイヤが摩耗していくと表面が再び均一となり解消されるため、短期的な問題に終わる事が多いが、原因がマシンのセッティングにある場合は解消されない事もある。類義語としてブリスターがある。