F1メキシコGP《予選》ハイライト動画:赤き跳馬のサプライズ、アルファタウリ2列目今季ベスト
2023年FIA-F1世界選手権第20戦メキシコGPの予選は、スクーデリア・フェラーリの最前列独占という大方、もとい本人たちの予想すらをも裏切るサプライズとなった。
シャルル・ルクレールが今季4回目のポールポジションを獲得し、0.067秒遅れでカルロス・サインツが続いた。プラクティス全制覇のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は3番手に留まった。
角田裕毅(アルファタウリ)はパワーユニット一式と5基目のギアボックス交換によりバック・オブ・ザ・グリッドのペナルティを受けるため、Q2でタイムを刻むことはなかった。
予選:ハイライト動画
Q1最終盤にフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)がスピン。黄旗が振られた。これを無視したとしてローガン・サージェント(ウィリアムズ)に10グリッド降格ペナルティが科された。
FP1とFP3で2番手タイムを記録したアレックス・アルボン(ウィリアムズ)は、ターン2のトラックリミットを越えた事でタイムが抹消され14番手に沈んだ。
ダニエル・リカルド(アルファタウリ)は復帰4戦目にしてチームの今季ベストグリッドを大幅に塗り替える4番手で予選を終えた。
フェラーリはQ2まで一切、目立ったところがなくフィールドに埋もれていたが、Q3に入ると突如、フロントロウを手にする驚きのパフォーマンスを発揮した。
フリー走行3:ハイライト動画
フェラーリ勢は2台ともがラップを妨害された。サインツはランス・ストロール(アストンマーチン)に前を塞がれスピンを喫し、ルクレールもケビン・マグヌッセン(ハース)に進路を塞がれラップを中止せざるを得なかった。
2023年F1メキシコGP決勝レースは日本時間10月30日(月)5時にフォーメーションラップが開始され、1周4,304mのエルマノス・ロドリゲス・サーキットを71周する事でチャンピオンシップを争う。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。