ルクレール、シューマッハとの出会いの写真を公開「同じフェラーリで走る事になるなんて…」
スクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールが、7度のF1ワールドチャンピオン、皇帝ミハエル・シューマッハとの初めて出会いについて明かした。
4歳の時に故ジュール・ビアンキの父が経営するカート場でキャリアを歩み始めたモナコ人ドライバーは幼い頃から才能を開花させ、現アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーらと切磋琢磨しながら、2010年にはモナコ・カートカップKF3で史上最年少ウィナーとなるなど、フランス国内のレースを中心に数々のシリーズを制していた。
カートでの活躍がきっかけとなり、ルクレールは当時すでに時の人であったフェラーリのレジェンドドライバーと出会う事になる。ルクレールはソーシャルメディアにその時の写真を上げて、シューマッハの紳士的な振る舞いについて語った。
I was testing on the karting track, Michael was testing on the F1 track. He signed our overalls, talked to us for a little bit before going back inside the pits. Definitly a special moment.
I never thought I would be driving for the same team he was driving for back then. 🔴 pic.twitter.com/ZOQU6xgai8— Charles Leclerc (@Charles_Leclerc) April 15, 2020
「僕はカート用のコースでテストをしていて、マイケルはF1コースでテストをしていたんだ。彼はピットに戻る前に少しだけ話をしてくれて、僕らのオーバーオールにサインをしてくれた」
「あれは本当にスペシャルな瞬間だった。当然さ。でも、まさか彼が走っていたのと同じチームでドライブする事になるなんて思ってもみなかったよ」
ルクレールは先日、フェラーリが主催したQ&Aコーナーの中で「僕にとってのフェラーリのドライビングヒーローは、皆も同じだと思うけどマイケルだった」と述べ、幼少時の憧れの対象がシューマッハであったと明かすと共に「F1でのベスト」はアイルトン・セナであるとも述べている。