アルファタウリ、なんと7年ぶり最速ピットストップ!角田裕毅のホームF1日本GPで
熱狂的な日本のファンの応援が力となったか。スクーデリア・アルファタウリは角田裕毅にとっての初の母国レース、2022年F1第18戦日本GPで実に7年ぶりのファステスト・ピットストップを記録した。
アルファタウリのメカニック達は、19周目にピットインしたピエール・ガスリーの4つのインターミディエイト・タイヤ全てを2.45秒で交換。誰よりもロスタイムを抑えてコースへと送り出した。
この日の鈴鹿は終始ウエットで、ドライバーにとってもメカニックにとっても、迅速にピットストップを終えるのは非常に困難な状況だった。
ここ最近、アルファタウリが最速ストップをマークした記憶がなかったため調べてみたところ、驚くべき事に7年ぶり、つまり「アルファタウリ」へとリブランドされて以降としては初めてのことだった。
まだ「スクーデリア・トロロッソ」と呼ばれていた2015年の第18戦ブラジルGP、ファエンツァのチームはマックス・フェルスタッペンのタイヤ交換の際に2.36秒をマーク。以来、一度も最速を記録していなかった。
なお日本GPでは、角田裕毅のタイヤ交換の際にも2.52秒という速さを見せた。これは雨により28周に短縮されたこの日のレース中の全ピットストップ(24回)の中で4番目に速いものだった。
Pos | Team | Driver | Time | Lap | PTS |
---|---|---|---|---|---|
1 | アルファタウリ | ガスリー | 2.45 | 19 | 25 |
2 | アストンマーチン | ストロール | 2.46 | 19 | 18 |
3 | アストンマーチン | ストロール | 2.48 | 7 | |
4 | アルファタウリ | 角田裕毅 | 2.52 | 20 | 15 |
5 | アルピーヌ | アロンソ | 2.55 | 8 | 12 |
6 | レッドブル | フェルスタッペン | 2.75 | 7 | 10 |
7 | アルファタウリ | 角田裕毅 | 2.78 | 7 | |
8 | アルピーヌ | アロンソ | 2.94 | 22 | |
9 | アルピーヌ | オコン | 2.98 | 7 | 8 |
10 | レッドブル | ペレス | 3.18 | 7 | 6 |
11 | マクラーレン | リカルド | 3.23 | 8 | 4 |
12 | ハース | シューマッハ | 3.25 | 11 | 2 |
13 | ウィリアムズ | ラティフィ | 3.26 | 5 | 1 |
14 | アルファロメオ | 周冠宇 | 3.35 | 18 | |
15 | アルファロメオ | 周冠宇 | 3.37 | 9 | |
16 | アルファタウリ | ガスリー | 3.39 | 7 | |
17 | ハース | マグヌッセン | 3.43 | 7 | |
18 | アルファロメオ | ボッタス | 3.5 | 6 | |
19 | マクラーレン | ノリス | 3.59 | 6 | |
20 | アストンマーチン | ベッテル | 3.63 | 5 | |
21 | フェラーリ | ルクレール | 3.86 | 7 | |
22 | メルセデス | ハミルトン | 3.87 | 7 | |
23 | メルセデス | ラッセル | 4.23 | 7 | |
24 | アルファタウリ | ガスリー | 18.7 | 1 |