日本のF1ファンと写真を撮るザウバーのマーカス・エリクソン、F1日本GP 2018年10月5日
Courtesy Of Sauber Motorsport AG

全日本F3王者の貫禄を見せつけたエリクソン、初走行のルクレールは鈴鹿に感激 / Sauber

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アルファロメオ・ザウバーF1チーム(Alfa Romeo Sauber F1 Team)は、5日(金)に行われたF1第17戦日本GP 2回目のフリー走行でマーカス・エリクソンが9番手、シャルル・ルクレールが15番手につけ初日を締め括った。

流石は2009年の全日本F3選手権チャンピオン。鈴鹿を知り尽くすエリクソンは、2回のセッションで共にトップ10圏内のタイムを刻んだ。一方のルクレールは今回が鈴鹿初走行。「鈴鹿は本当におもしろくてチャレンジングだね。本当に楽しかった」世界屈指のドライバーズサーキットを楽しんだようだ。

ザウバー:F1日本GP初日を終えて

マーカス・エリクソンFP1: 10位, FP2: 9位

今回もまた良い金曜日だった。お気に入りの鈴鹿サーキットを走れて嬉しいし、鈴鹿に戻って来られて良かった。マシンの感触は良かったし、2回とも前向きなセッションになったよ。僕らはここではかなり競争力がありそうだ。残りの週末に向けて、良いスタートを切れたと思う。

シャルル・ルクレールFP1: 9位, FP2: 15位

特に問題はなく順調だったよ。僕の方はFP1が良かったし、マーカスはFP2が良かった。要するに鈴鹿での僕らのマシンは力強く速いってさ。午後の2回目のセッションでは、序盤に小さなメカニカルトラブルがあった上に、トラフィックにも捕まっちゃって、最初のセッションほどスムーズに走れなかったのは残念だったけどね。

これからいつも通り、土曜日に向けて改善できるよう頑張るつもりだ。鈴鹿は本当におもしろくてチャレンジングだね。今回初めてドライブしたんだけど、本当に楽しかったよ。大事なのはタイミングとリズムだね。明日は良い結果を目指して戦える事を楽しみにしてる。


初日をトップで締め括ったのはメルセデスAMG勢。ルイス・ハミルトンがファステスト、バルテリ・ボッタスが2番手を連取し2回のセッションで共に1-2を果たした。スクーデリア・フェラーリとのギャップは著しく大きく、跳馬には既に赤信号が灯っている。

F1日本グランプリ3回目のフリー走行は、10月6日(土)12時から1時間に渡って、公式予選は同15時から鈴鹿サーキットで開催される。台風25号の影響が懸念されているが、土曜午後の鈴鹿の降水確率は40%台に低下しており、場合によっては全車フルパフォーマンスを発揮してのグリッド争いが見られるかもしれない。

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