ハース:マグヌッセン5番手連取の一方、シューマッハは大事故でFP2欠場「水膜現象でリアを失った」
ハースF1チームは10月7日(金)のF1第18戦日本GPでケビン・マグヌッセンが両セッションで5番手タイムを刻んだ一方、ミック・シューマッハはFP1でクラッシュを喫し、FP2を欠場した。
FP1でシューマッハは時計の針が終了時刻を告げた後、ダンロップコーナーの出口で足を滑らせバリアに激突。フロントサスペンションを破損するなど、VF-22は大きく損傷した。
チーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは「今日は入り混じった1日だった」と振り返った。
「ミックはフリー走行からの帰り道で激しいクラッシュを喫してしまい、FP2に向けてクルマを修復できなかったため、残念ながらFP1しか走ることができなかった」
「ケビンの方はテストプログラムを順調にこなしてくれた。本来であればプロトタイプタイヤのテストに充てられるはずだった30分の延長時間のおかげで、我々はクルマに幾つか大きな変更を加え、異なるセットアップを連続して試す事ができた」
ハース:F1日本GP初日
ケビン・マグヌッセンFP2: 5位 / FP1: 5位
今日は一日中ウェットだったから、走れないんじゃないかと心配していたけど、実際にはインターミディエイトで走るには悪くないコンディションだった。
少しウェット過ぎる箇所もあったけど、かなりの周回をこなせた。クルマを見に出てきたファンに実際の走行を見えてもらえて良かったよ。
ミック・シューマッハFP2: 欠場 / FP1: 7位
路面がかなり濡れていて、残念ながらアクアプレーニング現象が起きてリアを失ってしまった。
走行時間を失った関係で明日に向けて課題が山積だけど、ここのコースは最高だし、クルマのフィーリングも良かったから、良いポジションにつけると思う。
明日はドライになるはずだ。何ができるか検討してみるつもりだ。
2022年F1日本GPのFP2では、ジョージ・ラッセルが最速をマーク。これにルイス・ハミルトンが続いた事でメルセデスが初日をトップで締め括った。3番手にはコンマ8秒秒遅れでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。
2022年F1日本グランプリ3回目のフリー走行は日本時間10月8日(土)12時から、公式予選は同15時から1時間に渡って鈴鹿サーキットで開催される。