メディアセッションに対応するアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー、2020年F1イタリアGP初日
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ピエール・ガスリー、ホンダ勢最上位の4番手…ダンパーに不具合も「クルマの感触がすごく良かった!」

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2020 F1第8戦イタリアGP初日プラクティスをホンダエンジン勢最上位となる4番手で締め括ったアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは「クルマの感触がすごく良かったとしか言いようがない!」と語り満足感を示した。

ガスリーは午前のセッションで6番手タイムを刻むと、続く午後のセッションではレッドブルのマックス・フェルスタッペンを0.107秒差で抑えて4番手につけた。両セッションで5番手に終わったフェルスタッペンは「グリップとバランスの両方で苦労している」と口にした。

Pos Driver Team Time Gap Laps
3 ランド・ノリス マクラーレン・ルノー 1:21.089 +0.897 19
4 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1:21.121 +0.929 25
5 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1:21.228 +1.036 30

セッション終盤にガスリーは、車体後部で何かが「跳ねている」とチームに無線で報告した後、ガレージへと収まった。パワーユニットのトラブルも疑われたが、チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズはダンパーに不具合が発生していたと説明した。

ホンダ勢最上位の4番手「クルマの感触がすごく良かった!」

ピエール・ガスリーFP2: 4位, FP1: 6位

今日は今季最高の金曜日になった。午前のセッションで6番手、午後は4番手という結果で、マシンの感触が凄く良かったと言わざるを得ないね! プッシュして走る事ができたし、何度か良いラップを走ることもできた。

残念ながらロングランを行っていたFP2の終盤に、ダンパーにちょっとした問題が発生してしまい、若干早くセッションを切り上げる事になったけど、全体としては本当に満足してる。

モンツァ用の低ダウンフォース仕様のセットアップがかなり上手く機能してるけど、それでもなお、明日に向けてもう少し改善できるとも感じている。

予選ではエンジンモードの規制の影響で幾つかサプライズがあるかもしれないけど、いずれにしてもタイム的にはかなりタイトだし、スリップストリームを得るために各車が列をなす形になると思うから、ミスなくセッションを進める必要がある。


初日をトップで締め括ったのはルイス・ハミルトン(メルセデス)。2番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)を0.262秒差で退けた。3番手には0.897秒遅れでランド・ノリス(マクラーレン)が続く結果となった。

F1イタリアグランプリ3回目のフリー走行は日本時間9月5日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってモンツァ・サーキットで開催される。

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