NTTインディカー・シリーズは米国現地1月22日(金)、2021年シーズンのカレンダー改定を発表。バーバー・モータースポーツパークでの開幕戦「ホンダ・インディ・アラバマGP」が4月11日(日)から4月18日(日)へと1週間延期された。

インディカーは今月頭、当初2021年シーズンの開幕戦として予定されていたセント・ピーターズバーグを4月25日に延期する事を発表した。これによりバーバーでのイベントが開幕戦を担う事になっていたが、そのバーバーが更に延期される事態となった。

コロナ渦の影響で2021年カレンダーが再編されるのは、4月18日に予定されていた第3戦ロングビーチの9月26日への延期を含めて3度目となる。

更なる日程変更が懸念されるところだが、ペンスキー・エンタテインメント社のマーク・マイルズ社長兼CEOは「現在進行中のパンデミックによる影響もあるが、スケジュール変更は2021年シーズンの力強いスタートに繋がるはずだ」に述べ、前向きな姿勢を強調した。

史上初めて開幕戦を担う2.38マイルのロードコース、バーバーの1週間後にはセント・ピーターズバーグ戦が、そしてその翌週の5月1日と2日にはテキサス・モーター・スピードウェイでのダブルヘッダーが続く。15日間に4戦という強行スケジュールだ。

2021年インディカー開催カレンダー第3版