ジーン・ハース
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ハースF1ボス、来季ドライバー体制継続を明言「グティエレスよりマグヌッセンの方がポイントを獲得できる」

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ハースF1のチームオーナーであるジーン・ハースは、17年シーズンにエステバン・グティエレスからケビン・マグヌッセンにドライバーを交代したのは、マグヌッセンの方が経験抱負でありポイントを獲得できるドライバーであるからだと語るとともに、今季のドライバーラインナップを2018年も継続する意向を明らかにした。

フェラーリから技術提供を受けているハースは、F1参戦初年度の2016年に、フェラーリのテスト兼リザーブドライバーを務めていたグティエレスをレースドライバーとして採用した。チームメイトのロマン・グロージャンが29ポイントを獲得した一方、グティエレスは1ポイントも獲得できずに事実上解雇された。

ハースは今年2シーズン目を迎えており、10戦を終えた現在29ポイントを獲得し、ルノー、ザウバー、マクラーレン・ホンダを抑えコンストラクターズタイトルで7位につけている。グティエレスとの契約を更新せずにマグヌッセンを登用した理由について、ジーン・ハースはF1公式サイトで以下のように語った。

「エステバンは良いドライバーでした。彼はロマンと同じくらい速かったのですが、ケビンはレース経験が抱負です。彼のポイント獲得能力が採用の決め手になりました。ケビンとロマンのお陰で、我々は現在29ポイントを獲得しています」

「去年のこの時期にもこのくらいのポイントを得ていましたが、残りのシーズンではポイントを獲得出来ませんでした。今年最終戦のアブダビまでにもう29ポイント獲得できれば素晴らしい事です。16年よりも悪い結果は許されませんが、去年よりも1ポイントでも多ければそれは良いことです」

グティエレスのポイント獲得能力のなさを暗に批判したジーン・ハースは、現在のドライバーラインナップに満足しており、2018年も今のドライバー体制でF1に挑む予定だと言う。

「来年はマシンやエンジンの大きな変更がありませんし、同じドライバー体制で挑むことによって、我々は素晴らしい連続性を得る事になります」