ピエール・ガスリー「Q3進出に足る速さがなかった。ロングストレートに課題」
初日の2回のセッションで上位10台に入れ込むタイムを記録し、Q3進出を目指して母国フランスGP予選に挑んだピエール・ガスリーであったが、Q2で10番手に滑り込んだシャルル・ルクレール(Sauber)にはコンマ4秒届かず、14番手でQ2敗退となった。
公式予選を終えたガスリーは、13番手に行ける可能性はあったもののQ3進出に足る速さがなかったと述べ、シーニュへと向かうシケイン後のミストラルストレートに課題があったとの認識を示した。ホンダは初日、エネルギーマネジメント領域でPUの最適化が出来ていなかったとしてセッティングを見直しているが、これが十分でなかった可能性もありそうだ。
速さ足らず、ロングストレートに課題
ピエール・ガスリー予選: 14位, FP3: 7位
今日のQ3進出はちょっと難しかったかもね。もちろんトップ10に行けるよう祈ってたけど、残念な事にペースが足りなかった。セルジオ(ペレス)にかなり接近してたから、多分もう一つ上のポジションは可能だったと思うけど、予選ではパフォーマンスが足らずそれ以上は厳しかったよ。
母国レースで良い結果が得られなかったわけだから当然がっかりだけど、ベストを尽くしたと思う。僕らは第二セクターのロングストレートの所で、幾つか課題を抱えているように思う。全体としてはマシンの感触はOKだから、データを解析してどこでタイムを失っていたのかを確認しなきゃね。今日よりも昨日の方が感触が良かったように思うけど、中団の争いは熾烈だし、コンマ数秒足らなかった。
地元ファンの前で走れるのは本当に素晴らしいことだね。皆が僕を全力で応援してくれてるよ!最も大事なのは決勝レースだから、明日もう一度戦いを挑むつもりだ。ファンの後押しがたくさん受けられると良いね。全力でプッシュしてポイント圏内に戻れるようにあらゆる事を試してみるよ。最後に入賞したのはモナコだったから、今回のフランスでトップ10フィニッシュを果たせれば最高だろうね!
28年ぶりに復活したポール・リカールでポールシッターを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。2番手にはバルテリ・ボッタスが続き、最新仕様のパワーユニットを持ち込んだメルセデス勢が最前列を独占した。第8戦F1フランスGP決勝レースは、日本時間6月24日(日)23時10分からスタート。1周5,842mのポール・リカール・サーキットを53周する事で勝敗を決する。