ポール・リカール・サーキットのピットウォールに向かうホンダの田辺豊治
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ホンダF1、Q3進出逃すも「入賞は可能、決勝ではポイント獲得を目指す」

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6月23日土曜に行われた第8戦F1フランスGP公式予選を終えて、ホンダF1の現場責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターがセッションを振り返った。トロロッソ・ホンダ勢は、ピエール・ガスリーが14番手、ブレンドン・ハートレーはQ2進出を逃し18番手と奮わぬ結果に終わった。

ハートレーは初日2回目のフリー走行でエンジンにトラブルを抱えたため、6つの主要コンポーネント全てを交換し予選に臨んだ。日曜の決勝ではグリッド降格ペナルティが科せられるため、最後尾からの巻き返しを図る事になる。

入賞は可能、決勝ではポイント獲得を目指す

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

今日のFP3は突然の雨により走行が限られてしまいましたが、昨日のセッションで得たデータを元にセットアップを進め、パワーユニット側としては問題ない状態で予選に臨むことができました。ただ、結果としてはブレンドンはQ1敗退、母国グランプリのピーエルも14位に留まり、残念な予選となってしまいました。

とは言え、入賞可能なグリッドではありますし、フランスGPから続く3連戦を良い形でスタートするためにも、明日はポイント獲得を目指してレースに臨みます。


28年ぶりに復活したポール・リカールでポールシッターを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。2番手にはバルテリ・ボッタスが続き、最新仕様のパワーユニットを持ち込んだメルセデス勢が最前列を独占した。第8戦F1フランスGP決勝レースは、日本時間6月24日(日)23時10分からスタート。1周5,842mのポール・リカール・サーキットを53周する事で勝敗を決する。

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