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新型ウイルス:フォーミュラE、三亜とローマに続き6月のジャカルタE-Prixの開催中止を発表
電動自動車レースのフォーミュラE選手権は3月11日、国際自動車連盟(FIA)とインドネシア自動車協会(IMI)、ジャカルタE-Prix組織委員会との協議を経て、2020年6月6日に開催が予定されていたジャカルタE-Prixの中止を発表した。
フォーミュラEは中止の理由について「インドネシア及びその首都であるジャカルタで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症例数が増加している事を踏まえ、大会への参加者やスタッフ、観客の健康と安全を守るため最も責任ある行動を取った」と説明した。
首都ジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン・ジャカルタ知事は2日、コロナウイルス感染者の発生を受けて州内での大規模イベントの開催を中止する方針を示した。ジャカルタE-Prixは既に開催の認可を得ていたが、当局の決定の影響を受け取り消された。
フォーミュラE側は延期開催の可能性を模索しており、関係当局及び組織委員会と緊密に連携しながら状況の監視を続けるとしている。新型コロナウイルスの流行拡大によって中止が決まったのは、三亜とローマの各E-Prixに続いて3番目となる。