F2サクヒール予選:角田裕毅が今季4度目のポールでランキング4位に!ポイント首位シューマッハは痛恨クラッシュで苦難18番手
FIA-F2選手権最終第12ラウンド、サクヒールの予選が12月4日にバーレーン・インターナショナル・サーキットのアウタートラックで行われ、角田裕毅(カーリン)が1分2秒676の最速を刻み、ニキータ・マゼピン(ハイテック)を抑えてポールポジションを獲得した。佐藤万璃音(トライデント)は12番手。
来季アルファタウリ・ホンダでのF1デビューに際してランキング5位以上が最低条件という中、角田裕毅は今季4度目のポールポジションによってエキストラポイント4点を追加し、予選4番手のロバート・シュワルツマン(プレマ)を抜き去りランキング4位に浮上した。
予想通り至る場所でトラフィックが発生した本予選では、ルカ・ギオット(ハイテック)のスピンに続いて、ポイントリーダーのミック・シューマッハ(プレマ)がロイ・ニッサニー(トライデント)と接触し、2度に渡って赤旗が振られた。
HUGE implications for the championship?! 😳
Leader Schumacher collides with Nissany in qualifying and is set to start towards the back of the grid 😱#SakhirGP 🇧🇭 #F2 pic.twitter.com/nW3acVSCS0
— Formula 2 (@Formula2) December 4, 2020
来季ハースでのF1デビューが決まっている7度のF1王者を父に持つシューマッハはグリッド後方18番手からのスタートと、タイトル獲得に向けて厳しい状況に追い込まれた。14点差で逆転チャンピオンを目指すカラム・アイロット(ユニ・ヴィルトゥオーシ)は9番手だった。
Pos | No | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | 角田裕毅 | カーリン | 1:02.676 | – | 20 |
2 | 24 | マゼピン | ハイテック | 1:02.798 | 0.122 | 16 |
3 | 8 | ダルバラ | カーリン | 1:02.807 | 0.131 | 17 |
4 | 21 | シュワルツマン | プレマ | 1:02.822 | 0.146 | 15 |
5 | 15 | ドルゴヴィッチ | MPモータースポーツ | 1:02.841 | 0.165 | 18 |
6 | 6 | ルンガー | ARTグランプリ | 1:02.849 | 0.173 | 18 |
7 | 16 | マルケロフ | HWA | 1:02.947 | 0.271 | 13 |
8 | 2 | ティクタム | ダムス | 1:02.954 | 0.278 | 18 |
9 | 4 | アイロット | ユニ・ヴィルトゥオーシ | 1:03.014 | 0.338 | 17 |
10 | 11 | デレトラズ | チャロウズ | 1:03.062 | 0.386 | 20 |
11 | 3 | 周冠宇 | ユニ・ヴィルトゥオーシ | 1:03.075 | 0.399 | 17 |
12 | 23 | 佐藤万璃音 | トライデント | 1:03.116 | 0.44 | 16 |
13 | 12 | ピケ | チャロウズ | 1:03.147 | 0.471 | 19 |
14 | 25 | ギオット | ハイテック | 1:03.166 | 0.49 | 12 |
15 | 5 | アームストロング | ARTグランプリ | 1:03.169 | 0.493 | 17 |
16 | 14 | アレジ | MPモータースポーツ | 1:03.194 | 0.518 | 18 |
17 | 17 | ポルシェール | HWA | 1:03.228 | 0.552 | 19 |
18 | 20 | シューマッハ | プレマ | 1:03.270 | 0.594 | 15 |
19 | 22 | ニッサニー | トライデント | 1:03.317 | 0.641 | 16 |
20 | 9 | ボスチャング | カンポス | 1:03.403 | 0.727 | 18 |
21 | 10 | サマイア | カンポス | 1:03.552 | 0.876 | 17 |
22 | 1 | ゲラエル | ダムス | 1:03.738 | 1.062 | 18 |