F1、2025年新車カラー発表は史上初の全チーム合同開催…2月18日に英ロンドンで開幕イベント
F1の新車発表は従来、チームが各々の日程で個別に行ってきたが、世界選手権化75周年の節目を記念して、2025年シーズンは2月18日(火)現地20~22時にロンドンのO2アリーナで全10チーム合同で開催される。
前代未聞の本イベントでは、F1史上初めて、全10チーム(アルピーヌ、アストンマーチン、フェラーリ、ハース、ザウバー、マクラーレン、メルセデス、レーシング・ブルズ、レッドブル、ウィリアムズ)のドライバーやチーム代表が一堂に会し、新しいカラーリングを披露する。
チケットは席の場所に応じて58ポンド(約1万1,450円)から113ポンド(約2万2,356円)の価格がつけられており、英国現地11月15日(金)に専用サイトにて発売が開始される。
イベントでは各チームのリバリーのお披露目のほか、ドライバーやチーム代表が参加する「スポーツ界の重要人物へのインタビュー」を含む「インタラクティブなイベント」が予定されている。
放送・配信も予定されており、詳細は今後数週間以内に発表される。日本ではフジテレビNEXTとDAZNが2025年シーズンのF1放映権を有しているが、本イベントを放送・配信するのかどうかは現時点では明らかではない。
本イベントについてF1のステファノ・ドメニカリCEOは、「全世代のファンにとって、F1の圧倒的なエンターテインメントを間近で体験できる素晴らしい機会になるだろう」と述べた。また、FIAのモハメド・ベン・スレイエム会長は「2025年シーズンを通じて行われる75周年の祝賀にふさわしい前座になるはずだ」とコメントした。
このイベントでは、フェラーリの真紅を身にまとったルイス・ハミルトンの姿が初披露される予定だ。また、オリバー・ベアマンやガブリエル・ボルトレート、メルセデスの注目株、キミ・アントネッリを含むルーキーにとっても、新しいチームウェア姿を披露する初めての場となる見通しだ。
本イベントを手掛けるブライアン・バーク・クリエイティブ社は、2023年に初開催されたラスベガスGPの開会式と閉会式を担当したことで知られる。