F1オーストラリアGPの舞台、アルバート・パーク・サーキットのピット及びホームストレート空撮画像
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F1、2021年の週末スケジュール短縮を計画…パーツ変更が禁止に

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F1を統括するFIA国際自動車連盟はカナダGP開幕を翌日に控えた6日(木)、2021年のF1レギュレーション草案を各チームに配布。レースウィークのスケジュール案が明らかとなった。それによると、将来のF1グランプリウィークは現在よりもコンパクトになるようだ。

週末のスケジュールを短縮

木曜のメディアセッションは金曜日へと移行され、週末のスケジュールが一日短縮される。

現在のフォーマットでは、初日フリー走行は午前と午後に分けて2回行われるが、草案では午前にメディアセッションと車両検査が行われ、午後に二回の練習走行が行われる。欧州ラウンドの場合はFP1を13時から14時30分まで、FP2を17時から18時30分まで開催する方針だ。

チームの負担を減らしてカレンダーの拡大を狙う意図のようだが、イベントが金曜に集中することで余分にリソースを割く必要があるやもしれず、上手く機能するのかは未知数だ。

週末のパーツ変更を禁止

金曜午前に行われる車検通過後に、クルマの仕様を変更する事が禁止される。現行ルールでは、予選でピットアウトした直後にパルクフェルメ規定が適用されるが、これがFP1開始前に変更される。

そのため、クラッシュなどの理由によってマシンの修復が必要となった場合には、同じスペックのものを使用する事になる。また、土曜と日曜にどのパーツを使うべきかを評価するために、初日プラクティスを利用して2台のマシンに別のパーツを搭載して検討する、といったことが出来なくなる。イニシャルセットアップがリザルトに直結する事になりそうだ。

金曜日に限っては、開発パーツのテストが許されるようだが、土曜以降は認められないようだ。

パルクフェルメ規定に異論

詳細が明らかにされた事で、チーム代表らは早速FIA側との協議を開始し、ルールの微調整についての話を進めている。FIA側は6月14日までに手続きを完了し、その後モータースポーツ評議会で採択を行いたい意向だが、新しいパルクフェルメ・ルールに関して異論が出ているようで、まとまらない場合は6月30日までずれ込む可能性もある。

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