
キアン・シールズがF1週末デビュー、アストン“ダブル若手起用”で最終アブダビGPのFP1へ
アストンマーチンF1チームは、今週末に行われる2025年F1最終第24戦アブダビGPのフリー走行1回目(FP1)で、FIA-F2選手権に参戦中のキアン・シールズを起用する。
20歳のイギリス人ドライバーは、フェルナンド・アロンソの代役としてAMR25のステアリングを握り、ヤス・マリーナ・サーキットで公式セッションデビューを果たすになる。
アストンは先月、同じアブダビGPのFP1で育成ドライバーのジャック・クロフォードをランス・ストロールのマシンに乗せることを発表しており、今回のシールズ起用により、シーズン最終戦のオープニングセッションは2名の若手に託されることになる。
F1競技規則はチームに対し、マシン1台につきF1出走経験2戦以下のルーキードライバーをFP1で年に2回起用することを義務づけており、シールズとクロフォードの起用はこれを消化するための措置だ。
アブダビでの2レースを残した現在、F2でランキング24位につけるシールズにとって、F1公式セッションへの出走は今回が初となるが、準備は万端のようだ。
今年6月にはモンツァで2023年型「AMR23」をドライブ。TPCプログラムを通じて既に500km以上のマイレージを稼いでいるほか、シルバーストンのAMRテクノロジー・キャンパスでは広範なシミュレーター作業を重ねてきた。
初のF1走行に向け、シールズは胸の高鳴りを隠さずこう語った。
「今年はシミュレーター作業やTPCテストで多くを学んできた。グランプリの週末にAMR25を任せてもらえるなんて、僕にとって本当に大きな出来事だ。チームに心から感謝している。これまでの経験を最大限に活かしてチームの走行プログラムに貢献したい」
アストンのF1エボリューション主任エンジニアを務めるジェリー・ヒューズ氏は、シールズのこれまでの働きを高く評価する。
「キアンは今年、チームと密接に取り組み、TPCで距離を重ねながら、体系的なシミュレータープログラムでAMR25への理解を深めてきた。彼のフィードバックとプロフェッショナリズムは常に高く評価されており、与えられた機会のたびに成長を示してきた」
「最終戦のFP1は、彼が蓄えてきた知識と経験をチームのために活かす絶好の舞台になるはずだ。シーズンの締め括りとしても素晴らしいものになるだろう」