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ルノーF1のニコ・ヒュルケンベルグとジョリオン・パーマーが、中国GPの予選を終えてコメントを発表した。ヒュルケンベルグはQ3に進出し7番グリッドを獲得、一方のパーマーは、ジョヴィナッツィのクラッシュの影響もありQ1で敗退している。
スポーツディレクターのアラン・パーメインは「ニコは現在のマシンで可能な限り最高のパフォーマンスを引き出した」とコメントしその走りを高く評価した。
ルノーF1:中国GP予選後コメント
ニコ・ヒュルケンベルグ
FP3:11位/1:35.449,予選:7位/1:33.580
「FP3でコース上に出てすぐにマシンバランスの良さを感じたよ。メルボルンの時よりも車と一体になっているような気がしたんだ。多分、このサーキットはアルバート・パークよりも僕らの車に合っているんだろうね」
「FP3から予選に向けて、僕らは車を改善することができたと思う。満足してるよ。予選Q3のアタックを終えて無線で自分のポジションを聞いた時には、いい意味で驚いたよ。明日の予報は雨らしいからチャレンジングなレースになりそうだね。でも、例え何が起こってもそれを受け入れて最善を尽くするつもりだよ」
ジョリオン・パーマー
FP3:9位/1:35.192,予選:18位/1:35.279
「今日の車の感触は良かったよ。FP3で9位だったからペースがあるのは明らかだね。予選Q1の最初のアタックでフラットスポットを作ってしまって、結局それが致命的になってしまったんだ。2回目のアタックは順調だったから楽にQ2に行けそうだったんだけど、イエローフラッグが出てアクセルを踏めなくなってしまった。すごく悔しいけど、車のポテンシャルを垣間見ることはできたね。明日はやるべきことをやるだけさ」
なおパーマーは、予選Q1でイエローフラッグを無視したとして、予選後に5グリッド降格ペナルティーが言い渡された。これにより、決勝レースは最後列からのスタートとなる。F1中国GP決勝レースは4月9日(日)15:00から上海インターナショナル・サーキットにて行われる。天気予報では雨の見込みとなっており、ウェット・コンディションでのスタートが予想されている。