
2025年F1バーレーンGP《決勝》ハイライト動画:角田裕毅、9位入賞でレッドブルに今季初のWポイント
バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた2025年FIA-F1世界選手権第4戦バーレーンGPの決勝レースは、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がキャリア50戦目の節目をポール・トゥ・ウインで締めくくった。角田裕毅は9位入賞を果たし、移籍2戦目にしてレッドブルに初ポイントを持ち帰った。
決勝:ハイライト動画
57周で行われた決勝は、3種類のコンパウンド全てが使われるなど、複数のドライバーがレース後に「退屈だった」と口にした前戦日本GPとは対照的に、様々な戦略が見られ、見所の多いレースとなった。
ノリスは指定のスタート停止位置を外れてグリッドに着いたことで5秒ペナルティを受け、後手に回る形でレースをスタートした。
31周目、6位争いを繰り広げていた角田とカルロス・サインツ(ウィリアムズ)が接触。飛散したデブリを回収するため、翌32周目にセーフティーカー(SC)が導入された。クルマにダメージを負ったサインツは45周目にリタイアした。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はブレーキとタイヤに苦戦。さらにピットストップでは、システムのトラブルやホイールの固着により、2度にわたってタイムをロスしたが、それでも6位フィニッシュを果たし、ダメージを最小限に抑えた。
角田もフェルスタッペン同様、ピットストップでタイムを失う不運に見舞われたが、粘り強い走りを続けて9位でフィニッシュし、レッドブルの2台目として今年初のポイントを持ち帰った。