スクーデリア・フェラーリの2024年F1リザーブ・ドライバーを務めるオリバー・ベアマン
Courtesy Of Ferrari S.p.A.

オリバー・ベアマン、虫垂炎サインツの代役として急遽サウジアラビアGPでF1デビューへ

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スクーデリア・フェラーリは8日(木)のF1第2戦サウジアラビアGPの3回目のフリー走行を前に、カルロス・サインツが虫垂炎と診断されたためリザーブドライバーのオリバー・ベアマンを代役として起用すると発表した。

サインツはメディアデーを欠席するなど開幕前の段階から既に体調を崩していたが、イベント初日にはサーキットに姿を見せ、フリー走行では各々6番手と7番手タイムを記録した。

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急遽代役に抜擢されたベアマンは、サポートレースのFIA-F2選手権第2戦ジェッダの予選でポールポジションを獲得したが、F1に専念するためF2の本大会は欠場する。

ベアマンは2021年にイタリアF4選手権とADAC F4選手権のダブルチャンピオンを獲得。同年末にフェラーリの若手ドライバー育成プログラム「フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)」に加わった。

昨年はメキシコとアブダビで2回のプラクティスに参加。F1週末デビューにも関わらず、ハースVF-23で印象的な走りを見せ適応能力の高さを知らしめると、ポストシーズン・テストにもハースから参加した。

今季はプレマ・レーシングからFIA-F2選手権に参戦するとともに、フェラーリとハースの公式リザーブ・ドライバーを務めている。

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