レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスのスタジオショット、2021年2月25日
Courtesy Of Red Bull Content Pool

ペレス、レッドブル・ホンダ移籍後初レースへ「自分の能力を最大限に発揮したい」

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セルジオ・ペレスがレッドブル・ホンダ移籍後初のレースとなる2021年FIA-F1世界選手権開幕バーレーンGPに先立って抱負を語った。

レーシングポイントに所属していた昨年のバーレーンGPでは、3番手を走行していた残り4周というタイミングでエンジンが白煙を吐きリタイヤ。MGU-Kの故障に涙をのんだ。

セルジオ・ペレスバーレーンGPに向けて

バーレーンでの3日間を振り返って

本当にポジティブだった。確認事項の多さを考えれば本当に限られた時間ではあったけど、チームとして上手く準備を整える事ができたと思ってる。レッドブルでの初戦が本当に楽しみだ!

最初の2、3レースはチームとマシンに馴染むための移行期間になると思う。良い位置に付けるよう、できるだけ多くの事を学び、一刻も早くスピードに乗れるよう頑張るつもりだ。

自分たちの立ち位置について

まだ初期段階だから、色々な事が明らかになるのはこれからさ。ライバルが何をしているのかを知ろうとすればするほど迷いが生じてくると思うし、現時点で状況を読み解く事に大した価値はない。最初の予選まで待って確認するしかないよ。

移籍後初のレースだけど楽しみ?

ずっと夢見てきた事が遂に叶う。待ち遠しい。サーキットでファンの皆と会える事も凄く楽しみにしている。心を落ち着けて物事に取り組み、自分の能力を最大限に発揮するつもりだ。その上でどんな結果になるか見てみたい。


バーレーンGPの戦いの舞台となるのはプレシーズンテストと同じバーレーン・インターナショナル・サーキット。1周5412mのコースには計4本のストレートと15個のコーナーが配置される。

ランオフエリアが広いためウォールに激突する恐れがなく、ドライバーにとってはブレーキングポイントの限界を見極めるのが容易。オーバーテイクポイントが豊富にあるため、数多くの追い抜きと激しいバトルが見られる。

バーレーンGPの舞台、ライトアップされたバーレーン・インターナショナル・サーキットの空撮映像(夜間)copyright Pirelli & C. S.p.A.

バーレーンGPの舞台、ライトアップされたバーレーン・インターナショナル・サーキットの空撮映像(夜間)

11月末に行われた昨年のグランプリでは、壮絶なクラッシュによる長期の赤旗と2度のセーフティーカーを経てルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝。2位にマックス・フェルスタッペン、3位にアレックス・アルボンと、レッドブル・ホンダの2台が表彰台に上がる結果となった。

F1バーレーンGPは日本時間3月26日(金)20時30分からのフリー走行1で幕を開ける。

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