ハートレー「ウェバーとWEC世界タイトルを獲得したコース、熟知している」
F1第二戦バーレーンGPを今週末に控え、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが抱負を語った。僚友ピエール・ガスリーと同じく、バーレーンはハートレーにとってF1初挑戦の地であるものの、WEC世界耐久選手権参戦時に世界タイトルを手にした思い出の地。初走行とは言え、知り尽くしている。
2015年、アウディとドライバーズタイトルを争っていたポルシェのマーク・ウェバー/ハートレー/ティモ・ベルンハルト組は、最終バーレーン6時間レースを5位でフィニッシュしタイトルを獲得。既にマニュファクチャラー部門のタイトルは確定しており、ポルシェは2015年のWECを完全制覇した。
今は別の道を歩むウェバーとハートレーだが、その親交に変わりはないようで、メルボルンでのレースを終えた後、一緒に登山を楽しんでいる。
ウェバーとタイトルを獲得した思い出の場所
ブレンドン・ハートレー
バーレーンには幾つか良い思い出があるんだ。2015年にマーク・ウェバーとティモ・ベルンハルトと一緒にポルシェLMP1チームで初めて世界タイトルを獲った場所なんだ。またあの場所に戻れるなんて本当に楽しみだよ。
カレンダーの中で一番得意なサーキットとは言えないけど、ここのコースは熟知しているよ。メルボルンではポイントを獲得できなかったけど、良い収穫がたくさんあったし、バーレーンではもっと良い成績を期待してるよ。今週末の目標も変わらないよ。F1での初のポイント獲得さ。
2018年シーズン第二戦バーレーンGPは、日本時間4月6日(金)20時からのFP1で幕を開ける。舞台となるのは砂漠の只中に建設されたバーレーン・インターナショナル・サーキット。昨年の勝者はセバスチャン・ベッテル(Ferrari)、2位にルイス・ハミルトン(Mercedes)、3位にバルテリ・ボッタス(Mercedes)が続いた。